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2025年現在、ED治療薬は多くのクリニックでオンライン診療が行われるようになり、以前よりも入手しやすくなりました。それでも「通販なら簡単に買えるのでは?」というイメージから、個人輸入代行でED治療薬を購入する方もいます。
しかし海外通販で入手できるED治療薬の多くは、偽造品や品質不良品のリスクが高いのが現状です。コストが安い反面、重篤な副作用や健康被害が報告されるケースもあります。
本記事では、通販でのED治療薬購入がなぜ危険なのか、オンライン診療と比較しながらその理由を解説します。
当院では2025年現在もオンライン診察を継続しており、遠方に住んでいる方や対面受診が難しい方でも安心してED治療を始められます。詳しくは本窓口(LINE)からお気軽にご相談ください。
個人輸入代行による通販では、海外メーカーのED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリスのジェネリックなど)が国内よりも安く販売されているケースが多いです。
一見お得に見えますが、日本国内未承認の医薬品を処方箋なしで販売する行為は本来違法です。
通信販売業者の多くは「個人輸入代行」という建前を取り、消費者が自分で必要な薬を海外から取り寄せる形を装っています。
しかしながら、国内には既に複数のED治療薬ジェネリックが正規品として流通しており、オンライン診療でも処方を受け取れる時代です。通販(個人輸入代行)のメリットは年々薄れてきています。
また、ED治療薬を未承認薬として輸入し、院内処方で販売しているクリニックも一部存在しますが、こちらも条件を満たさない場合は違法となる可能性が高いので注意してください。
個人輸入代行サイトで扱われるED治療薬には、偽造品混入などの深刻な問題があります。危険性を認識せず利用してしまうと、健康被害やトラブルに巻き込まれる恐れがあるため要注意です。
2016年に製薬会社4社が合同で行った鑑定調査では、日本国内で個人輸入されたED治療薬の約35.6%が偽造品だったという報告があります。[1]
2025年現在も依然として偽造品の出回りが続いていると推測され、通販に安易に手を出すのは非常にリスクが高いです。
偽造品の主なパターン
・薬効成分の量が表記と異なる(過剰・不足・ゼロ)
・まったく別の成分(アンフェタミンやカフェインなど)が含まれる
・不純物(塗料、インク、タルカムパウダー等)が混入している
成分量が極端に多い場合、重篤な副作用を引き起こす恐れがあります。逆に薬効成分がほとんど含まれない粗悪品では、勃起力は改善せず「ED治療薬が効かない」と誤解してしまうケースも少なくありません。
さらに、未知の不純物が含まれている場合は医師の処置が遅れ、命に関わる事態に陥る可能性も。安易に「海外製ジェネリックなら大丈夫」と考えず、十分な注意が必要です。
仮に海外メーカー正規品だったとしても、日本と同等の製造基準や保管環境が保証されているとは限りません。
輸送時の温度管理や衛生面の問題もあり、品質が劣化しているリスクが高いため、日本国内で流通する承認薬に比べると安全性は不透明です。
国内正規ルートの医薬品を正しく服用して重篤な副作用が出た場合は、医薬品副作用被害救済制度によって医療費や給付金が支給される可能性があります。[2]
しかし通販で購入したED治療薬はこの制度の対象外。万が一の健康被害が起きても公的救済を受けられず、すべて自己責任となる点は大きなリスクと言えます。
2025年現在はオンライン診療の規制がさらに緩和されており、条件を満たせば初診からでもオンライン診療が受けられます。プライバシー面・利便性の面で多くの方に選ばれています。
初診からオンライン診療を受けるには、以下の3パターンのいずれかを満たす必要があります。
① 日頃から対面診療で患者の状態を把握している「かかりつけ医」が行う
② 健康診断結果・お薬手帳などの情報で既往歴や服薬歴、アレルギーなどを把握し、
医師がオンライン診療での対応が可能と判断する
③ 映像や音声を用いた予備的な相談(診療前相談)で可能かどうかを判断する
ED診療は基本的に問診のみ(視診や検査が不要)で完了するケースが多いため、オンライン診療との相性が非常に良いと言えます。問診票や既往歴の確認だけでスムーズに処方まで進むことが可能です。
一般的なEDオンライン診療の流れは、以下のとおりです。
① クリニックに問い合わせ(電話・メール・LINEなど)
② 専用Webフォームやアプリで問診票を記入し、診察予約をとる
③ 予約時間にクリニックor医師から電話・ビデオ通話などで診察を受ける
④ 医師が診断結果と処方内容を説明・同意後、薬を自宅へ発送
⑤ 指定方法で支払いを行い、薬が届けば治療開始
EDの場合は患部の診察が不要なため、音声通話のみで完了するクリニックも少なくありません。
送料や診察料はかかりますが、受診・薬受取りまで自宅から出る必要がないので、多忙な方や地方在住の方にもおすすめです。
通販(個人輸入代行)、オンライン診療、対面診療は、それぞれメリット・デメリットがあります。以下の比較表を参考に、ご自身に合った方法を選びましょう。2025年現在はジェネリック価格の低下やオンライン診療の普及で、通販の優位性がますます薄れています。
通販(個人輸入代行) | オンライン診療 | 通院・対面診療 | |
費用 |
○ 正規品より安いものがあるが 偽造リスクも高い |
△ ジェネリックの普及で比較的安価 診察料+送料がかかる |
△ 診察料はオンラインと同程度 通院の手間や交通費は自己負担 |
手軽さ |
◎ ネットで注文するだけ |
○ 通院不要、電話診察だけで完結 |
△ 通院が必要 |
プライバシー |
◎ 医療機関を通さないため抵抗感が低い |
○ 対面ほどの抵抗感はなく、人目を避けやすい |
△ 来院時に周囲の目を気にする人も |
入手の早さ |
✕ 海外からの輸送で到着まで時間がかかる |
◎ 在庫があれば即日〜翌日配送も可能 |
◎ 処方箋を受け取り、その場で購入も可能 |
安全性 |
✕ 偽造品・粗悪品のリスクが高い |
◎ 国内承認薬を扱うクリニックなら安全 |
◎ 医師の診察を受けて処方される正規品 |
海外通販(個人輸入代行)でのED治療薬購入は、安価である反面、品質や安全面で極めて大きなリスクを伴います。特に偽造品や粗悪品の存在が確認されており、使用後に重大な健康被害が起きても救済されない点は見逃せません。
一方、オンライン診療であれば医師による問診の上、国内正規品のED治療薬を処方してもらえます。最近はジェネリックの発売により価格面も手頃になってきており、プライバシーや利便性の面でも対面診療と比べて抵抗感が少なく、多くの方が選んでいます。
「安全・確実」に治療を受けたい場合は、ぜひオンライン診療やクリニックでの対面診療を検討してください。恥ずかしさや費用面から安易に通販を選ぶのではなく、長期的な健康と安心のために正しい方法でEDを改善しましょう。
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