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自力でできるEDの治し方 食べ物・筋トレの効果や自力の難点を解説



自力でできるEDの治し方 食べ物・筋トレの効果や自力の難点を解説

左矢印

EDで医療機関を受診したり治療薬を使用したりすることに対して抵抗を感じ、「自力で治したい」と考える男性は少なくないようです。

各種のメディア・ブログで「EDを自力で治す方法」が取り上げられ、実体験なども紹介されていますが、実際にどれほどの効果が期待できるのでしょうか。

今回は、EDを自力で治す方法の種類や実際の効果、自力で治そうとする際の注意点・問題点について解説します。

また当院ではオンライン診察を実施しており、遠方に住んでいらっしゃる方でもED治療を実施できます。本窓口は当LINEからになるので、是非ともお気軽にご相談ください。


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EDとは?タイプと原因

ここでは、治し方を理解する上で必要になるED基礎知識を簡単にまとめておきます。

EDには4つのタイプがあります。[1]

主な要因
① 器質性ED:身体的な要因で起こるED 肥満
動脈硬化
メタボ・生活習慣病(糖尿病、高血圧症、脂質異常症など)
心血管疾患
加齢による男性ホルモン低下(男性更年期障害/LOH症候群)[2]
② 心因性ED:心理的な要因で起こるED 仕事・生活全般や性生活での不安・プレッシャー
抑うつ状態、うつ病
過去の性行為での失敗体験・トラウマ
自分の体(とくに性器)に対する自信のなさ
パートナーとの関係性(不仲、コミュニケーション不足など)
③ 混合性ED:身体的な要因と心理的な要因が重なって起こるED ①②の要因の混合
④ 薬剤性ED:特定の薬剤が原因で起こるED 神経・血管などに作用する特定の薬剤(抗うつ薬・5α還元酵素阻害薬など)の服用

心理的な要因のみで起こるED(純粋な心因性ED)はまれで、大抵は何らかの身体的な要因が伴っています。身体的な要因も大きい場合は混合性ED、心理的な要因が中心と考えられる場合は心因性EDと診断されます。

器質性EDの場合も、勃起力低下そのものが不安やプレッシャー、パートナーとの関係悪化などを引き起こすことがあります。

どのタイプでも、EDになるとセックスに対する不安・プレッシャーや自信低下が起こりやすく、これが心理的な要因となって症状がさらに進行し、悪循環に陥ってしまうケースが少なくありません。

④の薬剤性EDは、原因となっている薬剤の減量、使用中止、薬剤切り替え、ED治療薬の追加などで対処することになります。病気の種類や病状によっては対処が難しく、病気が落ち着くのを待つしかないこともあります。

以下では、①~③のタイプの治し方について解説していきます。

EDを自力で治す方法 実際の効果は?

自力でEDを治す方法としてよく取り上げられるものについて、EDの原因との関係や実際の効果を解説します。

Dを自力で治す方法 実際の効果は-1

Dを自力で治す方法 実際の効果は-2

ダイエット・運動

肥満は器質性EDの要因のひとつです。肥満が続くと動脈硬化やメタボリックシンドローム、生活習慣病の要因になり、EDの発症や悪化につながる恐れがあります。

食事制限や運動による肥満解消はEDの予防や改善に有効です。

「とくにこれがEDによく効く」という特別な運動はありません。自分に合っていて習慣的に続けられる運動がよいでしょう。

「性器周辺や下半身の筋肉を鍛えると勃起力が向上する」という俗説がありますが、勃起は筋肉の働きで起こるものではなく、特定の筋肉を鍛えたからといってEDが改善するわけではありません。

筋トレをするのであれば、特定の筋肉に集中するよりも、全身を鍛えた方が肥満解消や健康増進に効果的です。全体的に筋肉質の体にすることで男性としての自信が向上し、心因性のEDが改善することもありえます。

サイクリングも運動として有効ですが、サドルによる圧迫で会陰部の神経や血管がダメージを受けED悪化につながる可能性があるとも言われているため、会陰部をなるべく圧迫しないような乗り方を工夫したほうがよいでしょう。[3]

食生活改善

栄養の偏り、暴飲暴食、不規則な食事は肥満や生活習慣病の要因となり、EDのリスクを高めます。食生活を改善すればEDの予防・改善につながります。

亜鉛、アルギニン、シトルリンなど、勃起力の向上に効果があるとされる栄養素がしばしば話題にのぼりますが、特定の栄養素を多くとることでEDが改善するという医学的なデータは存在しません。

栄養はバランスよく摂取することが重要です。ED改善に役立つとされる栄養素は、バランスのよい食事を適量とっていれば十分に摂取できる(体内で作られる)ものばかりです。

サプリ・精力剤の摂取

亜鉛やアルギニンなどを配合した「勃起力持続サプリ」「精力剤サプリ」が市販されていますが、これらに明確なED改善効果を期待することはできません。

サプリは食品の一種であり、不足している栄養素を補うという意味では効果が期待できます。食生活改善の補助として利用するのは悪くないでしょう。

先ほども述べたとおり、特定の栄養素をたくさんとったからといって症状が改善するわけではありません。バランスのよい食事をとっていれば、サプリは不要です。

ストレス・疲労の軽減

ストレスや心身の疲労は、不安、抑うつ、否定的な思考につながり、心因性EDの要因となります。また、食生活の乱れを引き起こして器質性EDの要因となることもあります。

十分な余暇・休養・睡眠をとり、ストレス・疲れを軽減する(ため込まないようにする)ことは、EDの予防・改善に効果があります。

禁煙

喫煙は動脈硬化や糖尿病の要因のひとつであり、これらの病気を通してEDを発症させる恐れがあります。

それだけでなく、喫煙は血管や神経の働きに悪影響を与え、陰茎に血が流れ込みにくい状態を生じさせて、直接的にEDのリスクを高めます。[4]

禁煙はEDの予防・改善にとって重要です。

禁酒・減酒

アルコールはEDに対してプラスとマイナスの両方の働きをします。適量の飲酒であれば、リラックスや血管拡張の作用によってEDの症状を改善することがあります。しかし、過度の飲酒は勃起に悪影響を与える恐れがあり、アルコール依存はEDを初めとした性機能障害を引き起こすことが少なくありません。

習慣的にお酒を飲み過ぎている人やアルコール依存の人は禁酒・減酒が必要です。

自力でEDを治そうとする場合の注意点

自力でEDを治そうとする場合の注意点

こうした方法で本当にEDを自力で治せるかというと、実際には難しい場合が多いでしょう。多少の改善は見込めるので、軽症のEDであれば治ることもあるかもしれませんが、それ以上のEDでは、「治った」と言える状態にまで達するケースは少ないと思われます。

また、自力で治そうとすることが心理的な悪化要因となり、症状進行の悪循環を生む恐れもあります。

自力で治そうと努力することが焦りやプレッシャーを生み、思ったように改善しないことが自己不信や不安を引き起こして、EDをさらに進行させてしまうことがあるのです。

まとめ

ダイエット、運動、食生活改善、ストレス・疲労軽減、禁煙、禁酒・減酒などの方法は、EDを「治す」方法というよりも、症状を軽くしたり、進行を防いだり、発症を予防したりする方法と捉えるのが適切です。

すでにある程度EDの症状が進んでいる人は、ED治療薬を利用して性交時に勃起できるようにした上で、自力でできる改善方法も並行して行っていくのがよいでしょう。

まだ軽症の人も、悪循環に陥るのを防ぐため、まずはED治療薬を利用して安心できる状況を作ってから、自力で治す努力をしていくのがおすすめです。

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