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ED(Erectile Dysfunction)とは、満足いく性交が行えない程度に勃起が不十分、または維持できない状態を指します。
近年、EDは年齢を問わず増加傾向にあり、「自力でどうにかならないか」と考える男性も少なくありません。
EDには4つのタイプがあり、原因によって治療方針が異なります。[1]
主な要因 | |
① 器質性ED | 肥満 / 動脈硬化 / メタボ・生活習慣病(糖尿病、高血圧など) / 心血管疾患 / 男性更年期障害(LOH症候群)[2] |
② 心因性ED | 不安やストレス、トラウマ、自己肯定感の低下、パートナーとの不仲など心理的要因 |
③ 混合性ED | 器質性 + 心因性の要因が重なる |
④ 薬剤性ED | 特定の薬剤(抗うつ薬・5α還元酵素阻害薬 など)の副作用 |
ほとんどの場合、身体面と心理面が複合してEDが発症・進行します。放置すると、不安・プレッシャーが強まって悪循環に陥る恐れもあるため、早めに対処することが大切です。
「医師に相談するのは気が引ける」「薬を使わず自分で治したい」などの理由から、ネット上にはさまざまな「EDを自力で治す方法」が紹介されています。ここでは代表的な方法を取り上げ、実際にどれほど改善が見込めるのかを解説します。
肥満は生活習慣病や動脈硬化を招き、EDリスクを高めます。適度なダイエットや有酸素運動・筋トレは肥満解消や心肺機能の向上に役立ち、EDの予防・改善効果が期待できます。
一方で「下半身の筋肉を鍛えれば即勃起力が上がる」という説は科学的な根拠が不十分。勃起は血管や神経の反応が中心で筋肉依存ではありません。ただし筋トレにより体型や自信が向上すれば、心因性EDの改善につながる可能性はあります。
サイクリングは有酸素運動として優秀ですが、サドルが会陰部を圧迫しEDを悪化させるとの報告[3]もあるため、座り方やサドル選びに配慮が必要です。
暴飲暴食や偏った食事は、肥満や生活習慣病の原因となり、血流を悪化させてEDを招くことがあります。バランスのよい食生活は体重管理や血管健康に寄与し、EDの予防・改善につながります。
「亜鉛・アルギニン・シトルリンが勃起力UPに効く」という話題を見かけますが、これらの栄養素を意識的に摂ったからといって劇的にEDが改善するわけではありません。大切なのは「全体的な栄養バランス」です。
亜鉛やアルギニンなどを含むサプリや精力剤は食品であり、医薬品ではありません。そのため、EDを直接治す効果は期待できませんが、偏った食生活を補う程度の補助にはなり得ます。
ただし「サプリさえ飲めばEDが治る」と思い込むのは危険。過剰な摂取は健康を損なうリスクもあるため、正しい知識をもって利用しましょう。
日常生活のストレスや慢性的な疲労は、心因性EDの大きな原因です。十分な睡眠や休養、適度な趣味の時間を確保することで、勃起を阻害する精神的負担を軽減できます。
ただし、大きな不安やうつ状態が疑われる場合は、メンタルヘルスの専門家と連携し、カウンセリングや薬物療法を検討することが必要になる場合があります。
喫煙による血管収縮は、陰茎への血流不足を招きEDを悪化させる大きな要因。喫煙者が禁煙に成功すると、EDリスクが大幅に低下するとの報告[4]もあります。
「やめたくてもやめられない」場合は禁煙外来など、医療機関のサポートを利用すると成功率が上がります。
適度なアルコールはリラックス効果で一時的に勃起を助けることもありますが、過度の飲酒は勃起力を低下させるリスクが高いです。アルコール依存状態に陥ると、EDだけでなく性欲自体の減退を招く場合もあります。
普段から飲みすぎ傾向にある方は、減酒または禁酒に取り組むことで、ED改善のみならず健康全般の向上が期待できます。
これらの方法はEDの予防や軽症の改善には効果的ですが、すでに症状が進んでいる場合、自力だけで完治を目指すのは難しいケースが多いです。
特に心理的な原因が強いEDでは、「自力で治さなきゃ」という思いが逆にプレッシャーとなり、症状を悪化させる恐れもあります。
「勃起できない」という不安が大きいほど、セックスのたびに失敗を恐れ、心因性要因が強化されてしまう悪循環に陥りやすいのです。
軽症のうちに専門家に相談し、必要に応じてED治療薬を活用しながら根本的な生活改善を進めるのがおすすめです。
食事や運動、禁煙・禁酒などの生活習慣改善は、EDの進行を抑えたり、症状を軽くしたりするうえで非常に重要です。しかし、こうした方法だけで中度・重度のEDを完全に治すのは難しい場合が少なくありません。
すでにEDの症状が進行している方は、まずは医療機関で相談し、必要ならED治療薬(バイアグラ、シアリスなど)を使って勃起を安定させつつ、自力での生活改善にも取り組むことが効果的です。
軽症のうちでも、焦らずに安心感を得るために治療薬を併用しておくのは大いにメリットがあります。
「恥ずかしい」「忙しくて通えない」という方でも、オンライン診療を利用すれば自宅にいながらED治療を始められます。早めに正しい情報を得て適切な対策を行い、悪循環に陥る前にEDを改善していきましょう。
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