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競泳選手たちの脱毛目的は、速さという「記録の追求」です。ご存知の通り、0コンマ何秒という世界で勝負している彼らにとって、水の抵抗になり得るものは極力排除したいとの思いがあります。泳ぎのフォームにこだわるのは言うまでもありませんが、ムダ毛についてもやはり前方への推進力に対して少なからず抵抗になってしまいます。
海洋生物で体毛が生えているようなものはほとんど見られないですし、イルカやサメなど、速く泳げるものほどツルツルとした体が特徴的ですよね。このようなことから、競泳選手の場合には「観客からの視線対応」というよりも、競技目的上で必然的にムダ毛処理を求める方向に進んだのだろうと判断できます。
サッカー選手については、一流プレイヤーほど体毛への処理が徹底しています。これは、普段から脚に注目が集まるためであり、それが全世界に向けて放送されるという事実があるからです。また、有名選手になればスポンサーCMなどの起用も増えてきます。このような際、スポンサー側の希望として「ムダ毛をキレイに整えてほしい…」とお願いするケースがないとも限りません。
注目が集まれば集まるほど、必然的にそのような点も評価対象になってきますので、体幹強化や筋トレだけでなく、「ムダ毛」についてもケアを行き届かせる選手が増えてきています。
また、欧米文化の一つとして「男女の差なくアンダーヘアを手入れする」という影響も考えられます。必ずしもツルツルにするわけではないですが、日本人のようにビキニラインをほぼ手入れしないケースはまず考えられません。この影響から、日本の海外組サッカー選手の間ではアンダーヘアを整えてから出国するようなケースも増えてきました。その際、どうせなら…と脚を含めて「全身脱毛」で対応されることも多くなっています。
まだまだ国籍によっては「ふさふさのスネ毛」が残っている選手もおられますが、試合後のユニフォーム交換などもありますので、身体が人目に晒されることに予め気を配っている選手は多いです。
体操選手の場合、競泳などとは異なりそこまで「脱毛」に対する意識は高くありません。と言うのも、体操競技では、「速さ」ではなく「技の難易度や組み合わせ」、また「フォームの美しさ」などを重視しているからです。
このため、医療脱毛で持続的な脱毛効果を取り込む選手もいれば、あまり毛深くないから何もしていないという場合もあります。ムダ毛が競技に邪魔になるのであれば脱毛が必然になりますが、体操の場合には「フォームの美しさの一環」として捉えているかどうかで判断が変わります。
また、美しさとして重視している場合でも、大会前に「一時的な脱毛」や「剃毛」で対応しているケースも考えられます。競泳とは異なり、普段の練習場面などでは体毛の有無で完成度が変化するわけではありませんので、採点されるときにキレイに仕上がっていれば十分だと考える選手もいるためです。
よって、医療脱毛で整えてしまうという選手、体毛については特に何もしない選手、大会前にボディトリマーなどで直前手入れする選手など様々です。体操競技ではやはり「技の完成度」が最も重要ですので、そこに表面上の美を入れて判断するかは選手次第というわけです。