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医療レーザー脱毛の照射方式には「熱破壊式(ショット式)」と「蓄熱式」の2種類があり、レーザーの出力・狙うターゲット組織・施術中の痛み・施術速度・脱毛効果の強さ・毛が抜け落ちるタイミングに違いがあります。熱破壊式は高出力で毛乳頭・毛母細胞を一気に熱破壊するため、太く濃いヒゲ・VIOにも高い効果が期待できますが痛みは強め。蓄熱式は低出力の連続照射でバルジ領域を狙うため痛みが少なく施術が速い反面、太い男性毛では効果がマイルドな傾向です。本記事では2方式の違いを9項目で徹底比較し、ジェントルレーズプロ・メディオスター等の代表機種、医師監修の選び方、毛が抜ける時間まで網羅的に解説します。

「医療脱毛のクリニックを選ぶときに、熱破壊式と蓄熱式の違いがよく分からない」「ショット式と蓄熱式のどちらが自分に合っているのか分からない」――こうした疑問は、男性のヒゲ・VIO・全身脱毛を検討する多くの方に共通するお悩みです。
医療レーザー脱毛機には、熱破壊式(ショット式)と蓄熱式という2つの照射方式が存在します。代表的な機種では、シネロンキャンデラ社の「ジェントルレーズプロ」が熱破壊式、アスクレピオン社の「メディオスターNeXT PRO」が蓄熱式の代表格です。同じ「医療脱毛」と呼ばれていても、レーザー脱毛の種類によって痛みの強さ・脱毛効果・毛が抜ける時間は大きく異なります。
本記事では、メンズケアクリニック医療チームの監修のもと、熱破壊式と蓄熱式の違いを9項目で徹底比較します。出力・ターゲット組織・痛み・施術速度・脱毛効果・毛が抜ける時間といった臨床的な観点から、男性のヒゲやVIOといった太く濃い毛にどちらが向いているかを医学的に解説。読み終える頃には、ご自身の脱毛ニーズに合った最適な照射方式を判断できるようになります。


医療レーザー脱毛で使用される脱毛機は、レーザーの種類(アレキサンドライト・ダイオード・ヤグ)だけでなく、レーザー光の照射方式によっても2つに大別されます。それが「熱破壊式(ショット式)」と「蓄熱式」です。同じ「医療脱毛」と表記されていても、この方式の違いによって脱毛メカニズム・痛み・効果・施術時間が大きく変わります。
結論を先にお伝えすると、熱破壊式は「強く一気に毛根を破壊する」方式、蓄熱式は「低出力で連続照射しじわじわ熱を蓄える」方式です。男性の太く濃いヒゲ・VIOには熱破壊式、産毛や色黒肌・敏感肌には蓄熱式というのが大まかな住み分けですが、実際にはターゲット組織やパルス幅など複数の要素で違いが生じます。
熱破壊式は、「ショット式」「単発式」「HR(Hair Removal)方式」とも呼ばれます。1990年代後半からアメリカを中心に普及し、現在も世界中の医療脱毛で広く採用されている古典的な方式です。1ショットあたり高出力(一般に18〜24J/cm²前後)のレーザーを瞬間的に照射し、毛根の最深部にある毛乳頭・毛母細胞を一気に熱変性させて破壊するメカニズムです。
「黒いメラニン色素にレーザーが反応する」という選択的光熱融解理論(Selective Photothermolysis)に基づいており、毛のメラニンが熱の導火線となって毛根まで届くため、太く濃い毛ほど高い脱毛効果が得られます。男性のヒゲ・VIO・脇など、メラニンが多く毛が深く根付いた部位に特に向いています。
蓄熱式は、「SHR(Super Hair Removal)方式」「連続照射式」とも呼ばれ、2010年代以降に普及した比較的新しい照射方式です。低出力(一般に5〜10J/cm²前後)のレーザー光を、ヘッドを滑らせながら1秒間に約10ショットの高速連続照射を行い、毛包内にじわじわと熱を蓄積させます。
狙うターゲットは毛乳頭ではなく、毛包の中央付近にある「バルジ領域」と呼ばれる発毛因子の集合体です。1つひとつのショットの出力が低いため、痛みが少ない・色黒肌や敏感肌でも施術しやすい・産毛にも反応するといったメリットがある一方、太く濃い毛では効果がマイルドになりやすい傾向もあります。


「熱破壊式 蓄熱式 違い」を理解するうえで最も重要なのが、1ショットあたりの出力(フルエンス)とパルス幅の違いです。同じレーザー脱毛でも、この2つのパラメータの設計思想が180度異なるため、結果として痛み・効果・施術時間に大きな差が生まれます。
熱破壊式(ショット式)は、1発で勝負を決める高出力・短パルス。蓄熱式は、低出力を高速連射し蓄積で勝負する設計です。水道のホースで例えると、熱破壊式は「先端を強く絞って一気に水を遠くへ飛ばす」、蓄熱式は「ホースをゆっくり振りながら広範囲にまんべんなく水をまく」イメージに近いと言えます。
| 項目 | 熱破壊式(ショット式) | 蓄熱式 |
|---|---|---|
| 1ショット出力 | 高出力(18〜24J/cm²) | 低出力(5〜10J/cm²) |
| パルス幅 | 3〜100ms(短〜中) | 非常に短いパルスを連続 |
| 連射スピード | 1〜2Hz(ゆっくり) | 10Hz前後(高速) |
| 熱の届き方 | 瞬間的・深部まで一気に | 蓄積的・じわじわと |
熱破壊式(ショット式)の最大の特徴は、1発のショットで毛根の深部(皮下4〜5mm)まで一気に熱を届けることができる点です。高出力で照射されるレーザー光は、メラニン色素を導火線として瞬時に毛根の毛乳頭・毛母細胞に到達し、約60〜70℃の熱変性を引き起こします。
パルス幅(1ショットの照射時間)は3〜100ミリ秒程度と短〜中程度に設計されており、周囲の皮膚組織にダメージが広がる前に、ターゲット組織だけを選択的に熱破壊できます。これがアレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズプロが採用)やヤグレーザー(ジェントルマックスプロが採用)の強みであり、男性のヒゲ・VIOのような剛毛に確実な効果を発揮する理由です。
蓄熱式は、1発あたりの出力を熱破壊式の半分以下に抑え、その代わりに1秒間に約10ショットの高速連続照射を行います。1発1発の熱量は弱くても、ヘッドを滑らせながら同じエリアに何度もパルスを重ねることで、毛包全体にゆっくりと熱を蓄積させます。
蓄積された熱は最終的に45〜50℃前後に達し、毛包の中央にあるバルジ領域を機能不全に陥らせます。この温度帯は熱破壊式に比べ低めですが、長時間継続的に加温されることでターゲット組織を確実に変性させる設計です。1発の出力が低いため、メラニンに過剰に反応せず、色黒肌・日焼け肌・産毛・白髪交じりの毛にも対応しやすいというメリットがあります。


2つの方式では、毛包の中で「狙うターゲット組織」が根本的に異なります。これが脱毛メカニズム・痛み・効果の差を生み出す核心です。
熱破壊式は毛根最深部の「毛乳頭・毛母細胞」を、蓄熱式は毛包中央の「バルジ領域(毛包幹細胞)」を破壊対象としています。同じ毛包内でも、皮下深さで言えば毛乳頭は約4〜5mm、バルジ領域は約2〜3mmと、ターゲットの位置が大きく異なるのです。
熱破壊式(ショット式)が狙うのは、毛根の最下部に位置する「毛乳頭」と「毛母細胞」です。毛乳頭は毛細血管から栄養を受け取って毛母細胞に届ける「毛の製造工場の供給源」、毛母細胞はそこから実際に毛を生成する「製造ライン」のような存在です。
毛のメラニン色素にレーザーが吸収されると、メラニンが導火線のように熱を毛根の奥まで瞬時に伝え、毛乳頭と毛母細胞を一気に熱変性させます。この組織が破壊されれば、その毛穴からは原則として再び毛が生えてこなくなる――これが熱破壊式の脱毛メカニズムです。シンプルかつ確実なため、世界中の医療脱毛で長年スタンダードとして採用されてきました。

一方、蓄熱式が狙うのは「バルジ領域(Bulge Area)」と呼ばれる、毛包の中央付近にある組織です。ここには「毛包幹細胞」と「色素幹細胞」が存在し、ヘアサイクルにおける発毛指令の司令塔として機能していることが2000年代の発毛研究で明らかになりました。
毛乳頭が「製造ラインそのもの」だとすれば、バルジ領域は「新しい製造ラインを立ち上げる本社の意思決定機関」のような存在です。バルジ領域が破壊されれば、たとえ毛乳頭が残っていても次のヘアサイクルで新しい毛包の生成指令が出されず、結果として毛が生えなくなる――これが蓄熱式の脱毛メカニズムです。
ただし、男性の剛毛のように毛根がもともと深く強固に発達した毛では、「バルジ領域だけを抑えても毛乳頭・毛母細胞が活性のままなので、しばらくしてまた生えてくるのでは」という臨床的な懸念も報告されています。実際、深いやけどでバルジ領域が破壊されても毛が再生したケースが医学文献で確認されており、男性のヒゲ・VIOにおける蓄熱式の長期効果は限定的との見方も根強くあります。


「医療脱毛 痛み」の検索ボリュームが示すように、施術中の痛みは脱毛機種選びの最大の関心事の一つです。結論から言えば、痛みの強さは「熱破壊式 > 蓄熱式」で、熱破壊式の方が明確に強く感じやすい傾向があります。
これは、熱破壊式が高出力で瞬間的にメラニン色素に熱を浸透させる設計上、毛が太く濃いほど「輪ゴムで強くはじかれるような痛み」が生じるためです。特に男性のヒゲ・VIOといったメラニン濃度が高く神経も多い部位では、麻酔なしでは耐えがたいと感じる方も少なくありません。
| 照射方式 | 痛みの強さ | 痛みの特徴 |
|---|---|---|
| 熱破壊式(ショット式) | 強め(部位による) | 輪ゴムで強くはじかれる感覚。ヒゲ・VIOで顕著 |
| 蓄熱式 | 弱め | 温かい熱がじわじわ広がる感覚。チクチク程度 |
熱破壊式の痛みは強めですが、医療機関では複数の痛み対策を組み合わせることで大幅に軽減できます。エステサロンの光脱毛では使えない「表面麻酔」が利用できるのも医療脱毛の大きなメリットです。
メンズケアクリニックでも、ヒゲ脱毛・VIO脱毛では表面麻酔の使用を推奨しており、「思っていたより全然痛くなかった」というご感想を多くいただいています。
蓄熱式の痛みが少ないのは、1ショットあたりの出力が熱破壊式の半分以下に抑えられていることが最大の理由です。メラニンへの過剰反応が起きにくいため、輪ゴムではじかれるような鋭い痛みは発生しません。施術中は「温かい熱がじわっと広がる」「ホットストーンを当てられているような感覚」と表現されることが多く、リラックスして受けられます。
加えて、メディオスターやソプラノアイス・プラチナムなどの蓄熱式機器はヘッド先端が常時5℃前後に冷却されており、皮膚表面を絶えず冷やしながら照射します。このため表面麻酔を使わずに施術可能なケースも多く、痛みに弱い方・初めての医療脱毛で不安な方・色黒肌や日焼け肌の方に向いていると言えます。


レーザー脱毛の施術は、500円玉〜直径2cm程度のヘッドを対象部位に当て、レーザーを連続照射していきます。1部位の施術時間は方式によって差があるため、忙しいビジネスマンや時間短縮を重視する方にとっては気になるポイントです。
結論から言えば、蓄熱式の方が施術スピードは速い傾向があります。ヘッドを常時動かしながら高速連続照射していく設計のため、ヘッドを「滑らせる」感覚で部位全体を一気にカバーできます。一方、熱破壊式は1ショットごとにヘッドを止めて照射するため、相対的に時間がかかります。
| 部位 | 熱破壊式の所要時間目安 | 蓄熱式の所要時間目安 |
|---|---|---|
| ヒゲ全体 | 20〜30分 | 15〜25分 |
| VIO全体 | 30〜45分 | 25〜35分 |
| 全身(顔・VIO除く) | 90〜120分 | 60〜90分 |
ただし差は10〜30分程度であり、それ以上に重要なのは「効果の出方」と「総通院回数」です。蓄熱式で施術が速くても効果がマイルドで通院回数が増えれば、結果的にトータルの拘束時間は変わらないか、むしろ長くなることもあります。


脱毛効果の期待値においても、両者の特性は大きく異なります。一般論として、太く濃い剛毛には熱破壊式、産毛や細い毛には蓄熱式が向いていると言われており、これは多くの臨床医の共通見解です。
熱破壊式は毛根の毛乳頭・毛母細胞を物理的に熱破壊するため、「製造工場そのものを破壊する」という直接的な脱毛メカニズムです。男性のヒゲ(特にアゴ・首回り)、VIOのアンダーヘア、脇など太く濃く密集した毛に対して、5〜8回の施術で「自己処理がほぼ不要なレベル」まで到達するケースが多く報告されています。
一方、蓄熱式はバルジ領域へのダメージで「次のヘアサイクルで毛を生えなくする」という、やや間接的なアプローチです。顔・腕・脚の産毛、女性の体毛、色黒肌・日焼け肌には適しているものの、男性のヒゲ・VIOのような剛毛では「8回受けてもまだ太い毛が生えてくる」という臨床報告もあり、効果の到達点に関しては議論があります。
男性のヒゲやVIOは、女性の体毛と比べて毛が太く・濃く・根が深く・テストステロン依存性で再生力が強いという特徴があります。具体的には、ヒゲの毛根は皮下4〜5mmの深さに達し、毛径も0.1mmを超えるものが多くあります。
このような剛毛に対しては、メラニンを導火線にして毛乳頭まで一気に熱を届ける熱破壊式の方が、解剖学的・物理学的に理にかなっています。実際、ジェントルレーズプロやジェントルマックスプロを使用した男性のヒゲ脱毛では、5回前後で明確な減毛・8回前後で自己処理がほぼ不要なレベルに達する症例が多く、メンズ脱毛のスタンダードとして広く採用されています。
当院(メンズケアクリニック)でも、男性専門クリニックとしての経験から、「男性の脱毛では熱破壊式の方が確実な効果が出やすい」と判断し、シネロンキャンデラ社のジェントルレーズプロを採用しています。
蓄熱式は男性のヒゲ・VIOには効果がマイルドな傾向がありますが、以下のようなケースでは熱破壊式よりむしろ適していることもあります。
つまり、方式の優劣ではなく「目的と肌質・毛質との相性」で選ぶのが正解です。


「医療脱毛を受けたら、いつ毛が抜けるのか?」――これは初めて脱毛を受ける方が必ず気にされるポイントです。実は、毛が抜ける時間も熱破壊式と蓄熱式で異なります。
結論として、熱破壊式は施術後1〜2週間、蓄熱式は施術後2〜4週間でムダ毛が自然に抜け落ちるのが一般的です。これは2つの方式が狙うターゲットの違いに起因しており、毛根を直接破壊する熱破壊式の方が、毛の脱落が早く目に見えやすい傾向があります。
| 方式 | 毛が抜けるまでの目安 | 抜け方の特徴 |
|---|---|---|
| 熱破壊式 | 術後1〜2週間 | シャワー時にスルッと抜ける。実感しやすい |
| 蓄熱式 | 術後2〜4週間 | 徐々に抜けるため変化を感じにくい |
熱破壊式では、毛根の毛乳頭・毛母細胞が即座に熱変性するため、その毛は施術直後から「死んだ毛」として毛包内に存在し続けます。施術後5〜10日目あたりから、シャワー中・タオルで拭いたとき・自然な脱毛サイクルでこれらの毛がスルスルと抜け落ちていきます。これを「ポップアップ脱毛」とも呼びます。
明らかに毛が抜ける感覚があるため、「効果を実感できた」というご感想をいただきやすいのが熱破壊式のメリットでもあります。なお、抜け落ちた後はその毛穴からは原則として再生せず、約2〜3か月後に次のヘアサイクルで隣接の休止期毛が生えてくるサイクルです。
蓄熱式は、現在生えている毛そのものを破壊することを主目的としていません。バルジ領域へのダメージで「次に発毛指令が出されるときに指令を出させない」という設計のため、現在生えている毛は自然なヘアサイクルに従って脱落していきます。
このため、施術後2〜4週間程度かけて徐々に毛が抜け落ちるのが一般的です。明確な脱毛タイミングが分かりにくく「あれ、いつの間にか減ってる?」と感じる方も多いのですが、これは効果が出ていないわけではなく、メカニズム上の特性です。蓄熱式では3〜4回目以降の施術から徐々に毛量減少を実感する方が増えてきます。


「ジェントルレーズ メディオスター」と検索される方が多いように、レーザー脱毛の種類を理解するうえでは具体的な機種名を知っておくと、クリニック比較がスムーズになります。ここでは熱破壊式と蓄熱式それぞれの代表機種を整理します。
| 機種名 | レーザー種 | 特徴 |
|---|---|---|
| ジェントルレーズプロ | アレキサンドライト(755nm) | メラニン吸収率が高く太い毛に高効果。男性ヒゲ脱毛のスタンダード |
| ジェントルマックスプロ | アレキ+ヤグ(1064nm) | 2波長搭載。色黒肌・濃いVIOにも対応可能 |
| ジェントルヤグプロ | ヤグ(1064nm) | 深部到達性が高く根深い毛に強い。色黒肌対応 |
| ライトシェアデュエット | ダイオード(800nm) | 真空吸引で痛み軽減。施術スピードが比較的速い |
| エリート+(プラス) | アレキ+ヤグ | 2波長切替型。施術範囲が広い |
男性専門のメンズケアクリニックでは、ジェントルレーズプロを採用しています。アレキサンドライトレーザーはメラニン色素への吸収率が極めて高く、男性のヒゲ・VIO・脇のような太く濃い毛にピンポイントで高い熱破壊効果を発揮します。さらにDCD(冷却ガス)搭載で痛みも大きく緩和されます。
| 機種名 | レーザー種 | 特徴 |
|---|---|---|
| メディオスターNeXT PRO | ダイオード(810/940nm) | 蓄熱式の代表格。痛みが少なく日焼け肌も対応 |
| メディオスターモノリス | ダイオード(810nm) | NeXT PROの後継。蓄熱式・熱破壊式の切替対応 |
| ソプラノアイス・プラチナム | 3波長(755/810/1064nm) | 3種ブレンドで肌質を選ばない |
| ラシャ | 3波長 | 蓄熱式・熱破壊式の切替対応。国内導入クリニック多数 |
| ヴィーナスワン | ダイオード | 痛みが非常に少ない設計 |
メディオスターNeXT PROは2014年頃から日本市場で広く普及した蓄熱式のパイオニア機です。「ダイオードレーザーをじわじわ蓄熱させる」設計で、産毛にも反応しやすく、女性向けの全身脱毛サロン・クリニックでもよく採用されています。一方、男性のヒゲ・VIOでは効果がマイルドな傾向もあるため、医療機関では患者様の毛質・肌質に応じて熱破壊式と使い分けるのが一般的です。


ここまでの比較を踏まえ、最終的に「あなたに合うのはどっちか」を判断するためのチェックリストをご用意しました。あくまで一般論ですが、自分の毛質・肌質・優先順位と照らし合わせてみてください。
メンズケアクリニックでは、男性の医療脱毛は熱破壊式(ショット式)を基本とすべきと考え、シネロンキャンデラ社のジェントルレーズプロを主力機として導入しています。これは、男性特有の毛質(太い・濃い・深い・テストステロン依存)に対して、毛乳頭・毛母細胞を直接破壊する熱破壊式の方が、医学的・実臨床的に確実な効果が期待できると判断しているためです。
痛みについては表面麻酔クリーム+DCD冷却ガス+出力調整の3段階で大幅にコントロール可能ですので、「痛みが心配で蓄熱式しか選べない」と考える必要はありません。まずは無料カウンセリングで実際の毛質・肌質を確認し、テスト照射で痛みの感じ方を体験していただくことをおすすめします。
もちろん、肌色・産毛・白髪・日焼けなどの理由で熱破壊式が適さない方には、蓄熱式や別の選択肢を医師がご提案します。一律「熱破壊式しかやりません」というスタンスではなく、患者様一人ひとりに最適化した医療脱毛をご提供します。


毛質によります。男性のヒゲ・VIOのような太く濃い毛には熱破壊式(ショット式)の方が高い効果が期待できます。これは、毛根最深部の毛乳頭・毛母細胞を直接熱破壊するメカニズムが、太い毛に対して物理的に有利だからです。一方、産毛・細い毛・色黒肌には蓄熱式の方が向いています。「効果が高い」かどうかは、対象の毛質と肌質、施術部位で判断する必要があります。
痛みの強さは「ショット式 > 蓄熱式」で、特にヒゲ・VIOでは差が顕著です。ショット式は輪ゴムで強くはじかれるような瞬間的な痛みが特徴で、太い毛ほど強く感じます。蓄熱式は温かい熱がじわっと広がる感覚で、チクチク程度に留まることが多いです。ただしショット式でも表面麻酔クリーム・冷却ガス・笑気麻酔などで大幅に軽減可能で、当院でも「思ったより全然痛くなかった」という声が多くあります。
用途と毛質次第です。ジェントルレーズプロ(熱破壊式・アレキサンドライトレーザー)は男性のヒゲ・VIOのような太い毛に高い効果を発揮し、5〜8回で自己処理がほぼ不要なレベルまで到達することが多い機種です。メディオスターNeXT PRO(蓄熱式・ダイオードレーザー)は痛みが少なく産毛・色黒肌にも対応しやすい機種で、女性向けや色黒・日焼け肌の男性に向いています。男性のヒゲ・VIOではジェントルレーズの方が一般的に推奨されます。
方式によって異なります。熱破壊式は施術後1〜2週間、蓄熱式は施術後2〜4週間が目安です。熱破壊式では毛根を直接破壊するため、5〜10日目あたりからシャワーやタオルで拭く際にスルッと毛が抜ける「ポップアップ脱毛」を実感しやすいです。蓄熱式は次のヘアサイクルで生えなくする設計のため、現在の毛は自然に徐々に脱落します。どちらも1か月以内に大半が抜け、約2〜3か月後に次のヘアサイクルで休止期毛が生えてきます。
レーザーの波長で分けると、医療脱毛には主に3種類のレーザーが使われます。①アレキサンドライトレーザー(755nm)=メラニン吸収率が高く太い毛に強い、②ダイオードレーザー(800〜940nm)=バランス型で蓄熱式に多い、③ヤグレーザー(1064nm)=深部到達性に優れ色黒肌対応、です。これに「熱破壊式 vs 蓄熱式」という照射方式の違いが組み合わさり、機種ごとに特徴が分かれます。
効果はありますが、熱破壊式に比べるとマイルドで時間がかかる傾向があります。男性のヒゲは皮下4〜5mmの深部まで毛根が達する剛毛で、テストステロン依存性で再生力が強いため、毛根を直接破壊する熱破壊式の方が短期間で効果を実感しやすいです。蓄熱式でも8〜10回以上の通院で減毛は期待できますが、「自己処理ほぼ不要レベル」までの到達には個人差が大きく、剛毛タイプの方は満足度が低いケースもあります。
条件付きで可能です。アレキサンドライトレーザーのジェントルレーズプロは色黒肌では火傷リスクが上がるため、肌色によっては施術をお断りすることがあります。一方、ヤグレーザーのジェントルマックスプロやジェントルヤグプロは色黒肌・日焼け肌にも対応可能です。日焼け直後は2〜4週間程度の期間を空けてからの施術が安全です。カウンセリングで肌色を確認したうえで、医師が最適な機種・出力をご提案します。
男性のヒゲ・VIOを基準にすると、熱破壊式は5〜8回で自己処理がほぼ不要なレベルに到達するケースが多いです。蓄熱式は同じ部位で8〜12回以上必要になることが多く、効果実感までに時間がかかる傾向があります。腕・脚・お腹などの体毛では、両方式とも5〜6回程度で十分な減毛が期待できます。ヘアサイクル(成長期・退行期・休止期)の関係で、施術間隔は1〜2か月空ける必要があります。
はい、機種によっては可能です。メディオスターモノリス・ラシャ・ソプラノ系列などは熱破壊式と蓄熱式の両モード切替に対応しています。同じ患者様でも、ヒゲは熱破壊式・産毛は蓄熱式と部位ごとに使い分けたり、施術回数の進行に応じてモードを変えるといった柔軟な対応も可能です。ただし、これらの機種はジェントルレーズプロのような単一方式専用機に比べると、各モードの出力やパルス幅が中庸になる傾向もあります。
メンズケアクリニックでは、シネロンキャンデラ社のジェントルレーズプロ(熱破壊式・アレキサンドライトレーザー)を主力機として採用しています。男性専門クリニックとしての臨床経験から、男性のヒゲ・VIO・全身脱毛には熱破壊式が最も確実な効果を発揮すると判断しているためです。DCD冷却ガス搭載で痛みも大きく緩和されます。色黒肌・日焼け肌の方など、ジェントルレーズプロが適さないケースでは医師が個別にご提案いたします。
異なります。エステサロンのIPL光脱毛・SHR脱毛は出力が法律で抑えられており、毛包の機能を抑制する「抑毛・減毛」効果に留まります。一方、医療脱毛の蓄熱式(メディオスター等)は医師の管理下で医療レーザーを使用し、バルジ領域の組織を熱変性させる「永久脱毛」に分類されます。同じ「蓄熱式」「SHR」という言葉が使われることがありますが、出力・効果・法的位置づけが大きく異なる点に注意が必要です。
クリニックによりますが、料金体系自体は方式の違いで大きく変わらないことが多いです。むしろ機種そのもの(最新機or旧型機)、レーザー種(アレキ・ダイオード・ヤグ)、施術部位、回数プランで価格が決まります。一般的な男性のヒゲ脱毛コース(5回)は5万〜10万円前後、VIOコース(5回)は8万〜15万円前後が相場です。当院では男性専門の料金体系で明朗会計を心がけており、無料カウンセリングで詳細をご説明します。
参考文献
※本記事はメンズケアクリニック医療チームの監修のもと作成されています。記事内の情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の症例に対する診断・治療を保証するものではありません。実際の施術内容・適応・効果については、必ず医師の診察を受けてご確認ください。
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