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2025年現在、シアリスを毎日飲み続けた場合の効果・副作用・依存性などへの疑問は根強いようです。
「効き目が弱くなるのでは?」「性機能が低下するのでは?」といったネガティブな噂は多く、逆に「毎日飲めばED(勃起不全)が完治する?」という期待も耳にします。
この記事では、こうしたシアリスにまつわる疑問や誤解について、医学的根拠を踏まえてわかりやすく解説します。
シアリスを毎日服用するメリット・デメリットを正しく理解し、ED治療に活かしましょう。
一部の薬やアルコールなどには「耐性」があり、飲み続けると効き目が弱まることがあります。しかし、シアリスを含むPDE5阻害薬には耐性は報告されていません。[1]
むしろ毎日飲むことで陰茎周辺の血流が改善し、効果が安定しやすくなるという見方もあります。ただし、きちんと**用法・用量**を守ることが前提です。
依存には「精神依存」と「身体依存」があります。依存性の強い薬物ほど、使い続けることで効果が薄れ、量を増やさないと効かなくなる(耐性)のが一般的です。
シアリスは依存性が確認されておらず、精神的・身体的どちらの依存症も報告はありません。
「シアリスがないと満足に勃起できない」という状態は、ED治療薬を利用する上で起こりがちな心理的な頼り方(道具への依存)であり、医療的な依存症とは別の概念です。
正しい用法・容量を守っていれば、毎日服用しても副作用が増強するリスクは基本的に高くありません。一度に多量に摂取したり、服用間隔を守らなかったりすると、副作用(頭痛・ほてり・鼻づまりなど)のリスクが上がりますので注意が必要です。
また、シアリスは**特定の薬(ニトログリセリンなど)との併用や、心血管疾患の状態によっては禁忌・注意が必要**です。[2] 服用中に新しく病気が見つかったり他の薬を始めたりした場合は、必ず主治医に相談してください。
下記の表にまとめるように、シアリスの併用が絶対にNGな薬や、慎重に服用すべきケースがあります。
シアリスを服用できない例 | シアリスの服用に注意が必要な例 |
・ニトログリセリンなど、一酸化窒素供与剤を使用中 ・リオシグアトなど、可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤を使用中 ・重度の心血管系障害や不安定狭心症、最近の心筋梗塞 ・重度の低血圧、またはコントロール不十分な高血圧 ・重度の肝機能障害など |
・陰茎に構造上の欠陥がある ・出血性疾患や消化性潰瘍 ・軽度〜中等度の肝機能障害 ・高齢者 ・他のED治療薬を併用している ・不整脈など心血管系の既往歴がある など |
「ED治療薬に頼ると、自力の勃起力が落ちるのでは?」という不安もよく見かけます。しかしシアリスはあくまで血管拡張をサポートする薬であり、「体本来の性機能」を弱める作用はありません。
勃起は脳の性的興奮→神経伝達→海綿体への血液供給というプロセスを経て起こります。どこかでこの働きが弱まっているからEDになるのであって、シアリスは血管拡張をサポートして勃起に必要な血流量を確保するだけです。
シアリスの長期服用中に性欲や勃起力が落ちたと感じる場合、加齢や別の要因(生活習慣病など)による性機能低下が進んでいる可能性が高いです。
ネット上には「シアリスを飲むと射精感が鈍り、イキにくくなる」という噂もありますが、これは誤解です。シアリスには陰茎の知覚を低下させる作用はなく、あくまで血流促進が主な働きです。
早漏や射精障害との関係
① EDになると「中折れを防ぐため早く射精しなければ」と焦り、早漏になることがある
② シアリスで勃起が安定すると、心理的に余裕が生まれ、自然と早漏が改善されることがある
「勃起力が安定=感度が下がる」とは限りません。勃起不安のストレスが減ることで、逆に射精コントロールもしやすくなり、結果として早漏が改善したと感じるケースも多いのです。
つまり「イキにくくなる」というよりも「焦りや不安が軽減され、適度な時間で射精できるようになる」という方が正しい解釈と言えます。
シアリスは一時的に血管拡張を助ける薬です。器質性ED(動脈硬化や神経障害など)の場合、シアリスを飲んでも根本的に治るわけではなく、薬の効果が切れれば本来の状態に戻ります。
ただし、心因性ED(不安・緊張・トラウマなどが主因)では、シアリスの服用を続けることで成功体験が積み重なり、結果的にED治療薬なしでも勃起が維持できるようになるケースがあります。[4]
とはいえ完全な心因性EDだけという方は稀で、多くは加齢や軽度の血管障害などの器質性要因も混ざる「混合性ED」が多いとされています。したがって、シアリスだけでEDが全快する人は少なく、適切な生活習慣改善やパートナーとのコミュニケーションも大切です。
シアリスを毎日飲み続けても「効き目が弱まる」「性機能が下がる」「依存症になる」といった心配は、基本的にありません。むしろ服用を習慣化することで効果が安定し、勃起不全(ED)の改善に好影響を与える場合もあります。
ただし、器質性EDの原因を根本的に取り除く効果はないため、加齢や生活習慣の乱れがある方は併せて対策を行うことが重要です。
また、服用できない薬を使っている場合や、心血管系に重度の疾患がある方は注意が必要。服用を検討する際は医師にきちんと相談しましょう。
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