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記事の後半で、包茎手術の基礎知識(包茎のタイプ、治療法、包茎手術の種類など)をわかりやすくまとめてますので、クリニックや手術法を選ぶ際に活用してください。
包茎手術には様々な種類があり、仕上がりや料金が大きく異なります。また、包茎のタイプ(真性包茎・嵌頓包茎・仮性包茎)によって適用できる手術とできない手術があります。
ほとんどのクリニックは仕上がりをよくするために手術法に独自の改良を加えたり、麻酔の痛みを軽減する工夫をしたり、プライバシー保護やアフターケアに取り組んだりしています。
この記事では、自分に合ったクリニックや手術法を選ぶためのポイントを解説し、おすすめのクリニックを比較しながら紹介します。
包茎手術クリニックを選ぶポイント
自分に合った包茎手術の基礎知識(包茎のタイプ、治療法、包茎手術の種類など)をわかりやすくまとめてありますので、クリニックや手術法を選ぶ際に活用してください。


どんな包茎手術を受けられるか

包茎のタイプや症状の度合いにより、利用できる手術とできない手術、適した手術と適さない手術があります。
最終的にどの手術法を選ぶかは、医師と相談して決めることになりますが、受診前に自分の包茎の状態を確かめ希望を明確にし、それに合った手術がメニューに含まれているクリニックを選んでおくと、スムーズに治療ができます。
各手術法のメリット・デメリット、向き・不向きを下の表にまとめましたので、参考にしてみてください。
メリット | デメリット | 向いてる人 | |
環状切開術 (旧式の作図法) | 真性包茎・嵌頓包茎であれば保険が適用可能 自費診療でも料金が比較的安い 後遺症のリスクが低い | 仕上がりが不自然になりがち(ツートンカラーなど) 保険診療ではあまり見栄えを考慮してもらえない | 費用を抑えたい人 真性包茎・嵌頓包茎で保険診療を希望する人 |
クランプ法 (専用器具による簡易的な環状切開術) | 環状切開術より料金が安い | 環状切開術より見栄えが悪くなりがち | 費用をできるだけ抑えたい人 真性包茎・嵌頓包茎で保険診療を希望する人 |
亀頭直下法 | (平常時の)見た目が自然 | 勃起時にはツートンカラーが目立つこともある 医師の技術差が出やすく、感度低下やペリカン変形が起こることもある 真性包茎・嵌頓包茎では使えなかったり、提灯変形が起こったりすることがある | 仮性包茎か、手術が適用可能な真性包茎・嵌頓包茎で、費用がかかっても自然な仕上がりを希望する人 |
新式作図法・美容形成術 (高度な亀頭直下法) | 通常の亀頭直下法よりもさらに仕上がりを自然にできる | 費用が高額 | とくに見た目重視の人 |
背面切開術 | 真性包茎・嵌頓包茎であれば保険が適用可能 自費診療でも料金が比較的安い | 包皮が残るので見栄えが悪い | 費用を最大限抑えたい人 |
根部切除法 | 平常時は傷跡が目立ちにくい | 仮性包茎にしか適用できない 勃起時には傷跡が目立つこともある 包皮がたくさん余っている人は皮膚の切除範囲が広くなり、平常時も目立つ 費用が高額 | 包皮がさほど余っていない仮性包茎の人 |
根部固定術 | 亀頭周辺の見た目が自然 傷が軽く、術後すぐに性行為・自慰が可能 | 仮性包茎以外では使えない 根元に皮が寄り、不自然な見た目になることがある 時間が経つと元に戻ってしまう可能性が高い | 仮性包茎で、切る手術を受けたくない人や、術後すぐに性行為・自慰をしたい人 |
長茎術 | 皮がさほど余っていない軽度の仮性包茎であれば自然に治せる 同時にペニスを長くできる | 軽度の仮性包茎以外では効果が期待できない 根元に傷が残る 陰茎を長くしすぎると勃起の角度が下がる 陰茎がつっぱることがある | 軽度の仮性包茎で、ペニスの長さも改善したい人 |
亀頭増大術 | 皮がさほど余っていない軽度の仮性包茎であれば自然に治せる 同時に亀頭を大きくできる | 軽度の仮性包茎以外では効果が期待できない ヒアルロン酸などは短い期間で効果がなくなる 亀頭の形がいびつになることがある 亀頭の組織が死んで腐ってしまうことがある(とくに、成分が長く体内にとどまるタイプの場合) | 軽度の仮性包茎で、亀頭の大きさも改善したい人 |

どんな医師が執刀するか

医師の技術や経験により、包茎手術の仕上がりにはかなり差が出ます。未熟な医師が執刀すると、手術法によっては感度低下などの後遺症が出るリスクも高くなります。
院長や主要な医師の実績はクリニックのホームページである程度確認できることが多いのですが、実際に執刀するのは若いアルバイト医師というケースもあるので、注意が必要です。
カウンセリング・診察の際に、どんな医師が執刀することになるのかを確認し、納得した上で契約に進むようにすることが重要です。
痛み・不安への配慮はされているか

包茎手術では、麻酔薬を注射して局所麻酔を施してから治療を行います。麻酔のおかげで手術中は痛みがありませんが、局所麻酔の注射をするとき多少の痛みがあります。
これはさほど大きな痛みではないとされますが、痛みの感じ方には個人差があり、痛みに対する恐怖感が非常に大きい人もいます。
そのため、局所麻酔の前に針の痛みを軽減する処置(シートやスプレーによる表面麻酔など)を行うクリニックもあります。
また、手術そのものへの不安・恐怖感が大きい人のために、静脈麻酔のオプションを用意しているところもあります。静脈麻酔であれば眠った状態で手術が受けられます。
アフターケア・サポートは充実しているか

切る包茎手術では術後の回復に時間がかかり、その間のケア(抗生剤や痛み止めの服用、包帯による保護など)が欠かせません。入浴・シャワーや性生活、仕事、スポーツ、飲酒などに関して注意すべき点もあります。
手術前後にこうした点に関して説明がなされ、ケア方法などを記載した資料なども提供されると思いますが、疑問や不安な点が出てくることがあります。また、傷口の痛みや腫れなどが急に強まることもあります。
以下は包茎手術契約後の相談件数になります。包茎手術はデリケートな施術で、金額も決して安くないことから、様々な相談がよせられているのも確かです。
契約してから困らないように電話相談や再診察などのアフターサポートが充実したクリニックを選んでおくと安心です。

プライバシーへの配慮がなされているか

包茎手術は非常に個人的な事柄なので、プライバシーへの配慮がなされているかどうかも気になるところです。以下のような配慮がなされているクリニックだと安心です。
- 完全予約制で、患者の入れ替わりのための時間を十分にとってある
- 待合室・カウンセリング室・診療室が個室
- スタッフが全員男性
- クリニックの建物・入り口が人目につきにくいところにある
- 仮名で相談・診療申し込みができる
費用・コスパはどの程度か

最終的には、希望と予算を天秤にかけてクリニックや手術内容を選ぶことになります。
大抵のクリニックではホームページなどに料金表を掲載しています。ただし、手術料金に幅があったり、オプションの料金が不明だったり、どこまでが基本料金に含まれるか不明だったりすることが少なくありません。
最終的にはカウンセリング・診察のときに正確な内訳を確認し、納得してから契約することが重要です。
思ってもいなかった高額なコースやオプションを勧められたりしたときは、勇気を出していったん断り、家に帰って冷静に考えてみるようにしましょう。

おすすめの包茎手術クリニック8選
ここからは、選び方のポイントに基づいて選定したおすすめの包茎手術クリニックを比較しながら紹介していきます。
おすすめクリニックの比較表
クリニック名 | 種類 | 料金 | 痛み軽減 | サポート | プライバシー | 院数・所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() メンズライフクリニック | 環状切開術 亀頭直下法(+小帯形成、絞扼輪切除、フォアダイス除去など) 背面切開術 | 55,000円~660,000円 | 表面麻酔(テープ・スプレー) 静脈麻酔 | 無料アフターケア・診療 | 完全予約制 完全個室 全スタッフ男性 | 13院 札幌、仙台、大宮、池袋・錦糸町・新宿、名古屋、大阪、神戸、広島、愛媛、福岡、熊本 |
![]() ABCクリニック | 環状切開術 クランプ法 | 55,000円~165,000円 ブツブツ除去無料サービス | 表面麻酔(シート) | アフターケア基本無料 電話相談無料 | 完全予約制 個室施術 全スタッフ男性 | 20院 札幌、仙台、高崎、大宮、船橋、新宿・上野・神田・立川、横浜、名古屋、京都、梅田・難波、神戸、広島、高松、福岡、博多 |
![]() 上野クリニック | 環状切開術 亀頭直下法(+小帯形成、絞扼輪切除、フォアダイス除去など) 背面切開術 | 79,200円~770,000円 | 表面麻酔 | 24時間電話相談 | 完全予約制 全スタッフ男性 仮名申し込み可 | 15院 札幌、仙台、大宮、上野・新宿、千葉、横浜、新潟、金沢、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、福岡 |
![]() 東京ノーストクリニック | 環状切開術 亀頭直下法(+美容形成術) 根部固定法 | 66,000円~385,000円 | 表面麻酔(テープ・ジェル) | 24時間無料電話・メール相談 | 完全予約制 全スタッフ男性 | 32院 札幌、盛岡、仙台、郡山、水戸、高崎、宇都宮、大宮、上野・新宿・渋谷・町田・八王子、千葉、横浜、甲府、長野、名古屋、豊田、静岡、岐阜、金沢、新潟、大阪、梅田、京都、姫路、広島、岡山、松江、高松、福岡、鹿児島 |
![]() 船橋中央クリニック | 亀頭直下法 根部切除法 | 220,000円 | 表面麻酔(テープ) 冷却 ガス麻酔 | 医師・看護師による24時間電話サポート | 完全予約制 個室待合・個室診療 | 3院 千葉(船橋中央クリニック)、東京(姉妹院:青山セレスクリニック)、福岡(提携先:セイコメディカルビューティークリニック福岡院 |
![]() 皐月形成クリニック | 環状切開術 亀頭直下法(+美容形成術) 根部固定法 | 27,000円~440,000円 | 表面麻酔(シート・スプレー) | 無料再診 | 完全予約制 全スタッフ男性 | 6院 難波・梅田、神戸、広島・福山、岡山 |
![]() ATOMクリニック | 亀頭直下法(+美容形成術) 根部固定法 | 69,900円~438,900円 | 表面麻酔(テープ・スプレー | 無料相談 | 完全予約制 完全個室 全スタッフ男性 | 1院 新宿 |
![]() MSクリニック | 亀頭直下法(+美容形成術) 根部切除法 | 99,000円~440,000円 | 表面麻酔(針のない注射器) | 無料での再診察と電話・メール・LINE相談 | 完全予約制 完全個室 全スタッフ男性 | 4院 新宿、横浜、名古屋、大阪 |
メンズライフクリニック

- 顕微鏡下で行う精密な亀頭直下法
- 麻酔の種類が豊富
- プライバシー保護・アフターケアも充実
メンズライフクリニックは形成外科と泌尿器科の両方の診療を行う男性向け総合クリニックです。
カウンセリングから治療まで各院の院長が対応し、クランプを使わない完全ハンドメイド手術にこだわった包茎治療を行っています。手術メニューにはスタンダードな環状切開術から精密デザインの亀頭直下埋没法まで用意されており、安価な背面切開術も選べます。

最新鋭の医療機器を導入して顕微鏡下で精密な手術を行い、出血量を抑えて縫合精度を高め、きれいな仕上がりを実現しています。
包茎手術の局所麻酔には極細の注射針(30G)を使用し、極力痛みを抑えています。局所麻酔の前に麻酔テープや麻酔スプレーを使用するコースもあります。
手術への不安がとくに強い方のために、静脈麻酔のオプションも用意されています。静脈麻酔であれば、眠った状態で手術を受けることができ、痛みや不安を感じずに済みます。術後30分程度で目が覚め、そのまま帰宅できます。

自然に溶けてなくなる糸で縫合するので術後の通院は不要です。術後に何か問題があれば無料で診察を行ってくれます。
プライバシーも重視されており、完全予約制、完全個室、全スタッフ男性で、各院は駅近でアクセス良好ながら、人目につきにくい場所に位置しています。
■料金表(税込)
スタンダードカット(環状切開) | 99,000円 |
デザインカット(亀頭直下) 「スタンダードカット」より亀頭下部に近い位置で縫合(手術痕がやや目立ってしまう場合あり) | 165,000円 |
ハイパーカット(亀頭直下埋没法) 「デザインカット」より亀頭下部に近い位置で縫合(手術痕を目立ちにくくすることが可能) | 275,000円 |
ハイパーVカット(亀頭直下埋没法+小帯形成) 「ハイパーカット」よりもさらに亀頭下に近い位置で縫合(通常時には包皮のシワによって手術痕がほぼ隠れる) | 440,000円 |
スーパーカット(亀頭直下埋没法+6-0糸・予備麻酔・30G麻酔・小帯形成・内膜解放切除・絞扼輪切除・フォアダイス除去) カリ首のところで縫合(通常時は包皮のシワによって手術痕をしっかり隠せ、勃起時もほぼ完全に隠れる) | 660,000円 |
背面切開 | 55,000円 |
静脈麻酔(オプション) | 110,000円 |
長茎術(切るタイプ) | 330,000円~880,000円 |
亀頭増大術 | 33,000円~(薬剤の種類・量により変動) |
他院手術痕修正 | 220,000円~1,100,000円 |
ABCクリニック

- 医師+カウンセラーで様々な悩みに対応
- ブツブツ除去無料
- 麻酔の痛みを抑えた減痛治療
ABCクリニックでは、医師による初診(診察・診断)のあとにベテランカウンセラーがカウンセリングを行うという流れになっています。医師とカウンセラーがそれぞれの立場で相談に応じてくれるので、自分に合った手術方法をじっくり選べます。
手術法は主に環状切開術が採用されており、安価で安全な治療が受けられます。

包茎手術を受ける方は、希望すれば亀頭やカリ部分のブツブツ(フォアダイスなど)を無料で除去してもらえます。
このブツブツは病気ではありませんが、人によってはかなり目立ち、女性から性病のように思われて嫌がられることもあります。ブツブツが目立つ人にとっては、無料で除去してもらえるのはとてもお得です。

局所麻酔の注射の前に、麻酔効果のあるシートを患部に貼り、注射針の痛みを感じにくさせる「減痛治療」を行っているので、痛みに敏感な人も安心です。
自然に溶けてなくなる糸で縫合するので術後の通院は不要です。アフターケアは基本無料で受けられます。完全予約制、男性スタッフによる対応で、プライバシー面も安心できます。
■料金表(税込)
ABC式CSカット(クランプ法) | 55,000円 |
ABC式Sカット(環状切開術) | 仮性包茎 110,000円 真性包茎・嵌頓包茎 165,000 |
ブツブツ除去 上記 | 上記手術とセットで無料(通常価格11,000円~) ※名古屋院は非対応 |
長茎術(埋没部露出術) | 330,000円 |
亀頭増大術 | 44,000円~(注入物の種類・量により変動) |
上野クリニック

- 複合曲線作図法による美容形成術
- 仮名による診療申し込みも可能
- スタッフが24時間待機して相談対応
上野クリニックは美容形成術を用いた包茎手術を得意としているクリニックです。
包皮の内側・外側で別々の切開道具を使い分け、独自の「複合曲線作図法」による美容形成術を施すことで、自然な仕上がりを可能にしています。美容形成術を用いない安価なプランも用意されています。
他院で行われた包茎手術に対する修正手術の実績も豊富です。

麻酔の前に皮膚の感覚を鈍らせる処置を施し、細い針を用いて丁寧な局所麻酔を行うことで、できるだけ痛みを抑えた治療を目指しています。
術後は消毒液・包帯・化膿止め・痛み止めなどが無料で処方され、スタッフが24時間待機して術後の相談に対応します。全国どこの上野クリニックでも再診治療を受けることができます。
完全予約制、全スタッフ男性であることに加え、仮名による診療申し込みも可能で、プライバシーが徹底的に保護されているのも特徴です。
■料金表(税込)
抜糸が必要なナイロン糸による環状切開術 | 79,200円 |
抜糸不要の吸収糸を使用した環状切開術 | 110,000円 |
美容形成術 | 包茎手術料金+121,000 ~660,000円(ペニスの状態や希望内容により変動) |
他院手術跡の修正再手術(ナイロン糸) | 167,200円(+カウンセリング2,200円) |
他院手術跡の修正再手術(吸収糸) | 198,000(+カウンセリング2,200円) |
亀頭増大術 | 132,000円~(薬剤の種類・量により変動) |
東京ノーストクリニック

- 比較的安価に精密な包茎手術が受けられる
- 切らない包茎手術も選択できる
- 全国各地の32院で手術・アフターケアが受けられる
東京ノーストクリニックの包茎手術は環状切開術を基本としていますが、皮の余り具合をミリ単位で精密計測し、「3D精密曲線作図法」により切開ラインを決めることで、自然な仕上がりを実現しています。比較的安価な料金で見た目重視の包茎手術を受けられるのが特徴です。
環状切開術に美容形成術を加えてさらに仕上がりをよくすることもできます。二重まぶた形成術を応用した切らない包茎手術(根部固定法)もあります。

局部麻酔の前にテープ式麻酔やジェル麻酔などによる瞬間表面麻酔を施すので、痛みが心配な方も安心できます。
体内で分解・吸収される糸を用いて縫合するので、術後に抜糸のために通院する必要はありません。術後の相談には専門の男性カウンセラーが24時間体制で対応し、全国のノーストクリニックでアフターケアを受けることができます。
全スタッフが男性で、プライバシー重視の完全予約制をとっており、他の患者と顔を合わせることなく受診できます。
■料金表(税込)
環状切開術 | 66,000円(WEB割引き適用価格) |
美容形成術 | 33,000円~385,000円(症状や希望により変動) |
他院手術跡修の修正再手術 | 154,000円 |
切らない手術 | 要問合せ |
亀頭増大術 | 110,000円~(薬剤の種類・量により変動) |
船橋中央クリニック

- 院長が診療から手術、アフターケアまで一貫対応
- 根部切除法も選べる
- 多数の麻酔方法があり、完全無痛のマスク麻酔も選べる
船橋中央クリニックでは、日本外科学会認定専門医・日本美容外科学会認定専門医の資格を持つ院長が、診療から手術、アフターケアまで一貫して対応しています。経験の浅いアルバイト医師などが担当することはありません。
また、カウンセリングは包茎手術を受けた経験のあるカウンセラーが行うので、安心して色々と相談できます。
手術は主に亀頭直下埋没法で行います。ペニスの長さ、太さ、皮膚の厚みなどの個人差に合わせて精密なデザインを行うことで、自然な仕上がりを実現します。真性包茎・嵌頓包茎の場合は狭窄部を除去する手術も行います。

他のクリニックではあまり行われていない根部切除法も受けることができます。
痛みを和らげるため様々な麻酔方法を組み合わせて使用しており、注射針をまったく使わない完全無痛の「マスク麻酔(ガス麻酔)」も選べます。マスク麻酔の場合、眠っている間に手術が終了します。
通常は抜糸不要な溶ける糸で縫合するので術後の通院は不要です(抜糸式も選べます)。術後は医師・看護師による24時間無料電話相談が利用できます。
完全予約制で、待合室やカウンセリングルームは個室なので、プライバシー面も安心です。
■料金表(税込)
包茎手術(仮性・真性・嵌頓) | 220,000円(抜糸式は+33,000円) |
包皮の狭窄除去・癒着剥離 | 110,000円 |
根部切除法 | 要問合せ |
通常麻酔(局所麻酔)以外の麻酔 | 要問合せ |
長茎術 | 220,000円 |
亀頭増大術 | 55,000円~(薬剤の種類・量により変動) |
セット治療(包茎手術+長茎術など) | 要問合せ |
皐月形成クリニック

- 40代以上の治療実績が豊富
- 切らない手術なら27,500円、切る手術でも55,000円から受けられる
- 無料再診アフターフォロー
皐月形成クリニックは利用者の40%が50代以上で、中高年男性の悩みへの対応実績が豊富なクリニックです。
安価な手術法から精密な美容形成術まで用意されており、環状切開術は55,000円、切らない包茎手術であれば27,500円で受けることができます。

高価格帯のコースでは、ペニスの長さ、太さ、形、曲がり方、皮膚の厚み、伸び率などの個人差を考慮した精密なデザインにより、自然な仕上がりを実現しています。陰茎小帯を残した手術も可能です。
局所麻酔の前にスプレーやシートによる表面麻酔を施し、麻酔の痛みを軽減しています。
縫合には吸収糸を使用しているので、抜糸のために通院する必要がありません。糸が残ってしまった場合は無料で抜糸処置を受けられます。
術後には完治するまで無料の再診アフターフォローを受けることができます。完全予約制、全スタッフが男性で、プライバシー面も安心です。
■料金表(税込)
切らない包茎手術 | 27,500円 |
CC法(クランプ法) | 55,000円 |
マイクロカット法(亀頭直下埋没法) | 165,000円 |
マイクロVカット法(小帯を残した亀頭直下埋没法) | 275,000円 |
ナチュラルカット法(マイクロVカット法の進化版) | 440,000円 |
一部修正手術 | 55,000円~165,000円 |
修正再手術 | 275,000円~1,100,000円 |
切る長茎術 | 385,000円~660,000円 |
亀頭強化 | 55,000円~(薬剤の種類・量により変動) |
ATOMクリニック

- 切らない手術から美容形成術まで対応
- 麻酔・手術の痛みや麻酔切れのリスクに徹底配慮
- 完全予約制でプライベートサロンのようなクリニック
ATOMクリニックは、包茎だけでなく男性更年期障害、筋力低下などの幅広い悩みに対応しているクリニックです。
包茎手術のメニューには、基本的な環状切開術と亀頭直下法を組み合わせた手術、亀頭直下法に美容形成術を組み合わせた手術、切らない包茎矯正(根部固定法)の3種類があります。
アトムクリニックでは麻酔の痛みの軽減や、手術中の麻酔切れや麻酔中毒の防止にとくに力を入れています。
局所麻酔の前には貼る麻酔とスプレーの麻酔を行い、注射針の痛みを軽減します。また、短期型と長期型の麻酔を混合したり、部位によって針の長さ・太さを変えたりすることで、痛みの軽減と麻酔切れ・麻酔中毒の予防に努めています。
体へのダメージ・負担ができるだけ小さくなるように配慮して手術が行われるので、術後の痛みは内服薬で十分治まる程度に抑えられます。痛み止めの服用が不要な方もいるほどです。術後の相談は無料で、何かあればすぐに相談できます。

完全予約制で、プライベートサロンのような院内設計になっており、他の患者と顔を合わせることなく受診できます。
アクセス良好ながら繁華街からは離れており、通院時に人目が気になりにくいのもポイントです。
■料金表(税込)
包茎MTトライアル(根部固定法) | 69,800円 |
基本美容包茎手術(環状切除術+亀頭直下デザイン縫合術) | 218,900円 |
Narumi式美容包茎手術(亀頭直下デザイン縫合術+陰茎皮下組織剥離術・包皮小帯形成術などの美容形成術) | 438,900円 |
切る長茎術 | 328,000円 |
亀頭増大術 | 328,000円(推奨量を注入の場合) |
MSクリニック

- 精密作図デザイン・美容形成術による自然な仕上がり
- 針のない注射器による予備麻酔で麻酔の痛みを回避
- 無料再診察制度あり
MSクリニックは精密な作図法(3次元精密作図デザイン)に基づく亀頭直下埋没法を得意とするクリニックです。

次元精密作図デザインでは、ペニスの長さ、太さ、湾曲、皮膚の厚み、包皮の余りを精密に測定し、縫合面が亀頭直下にうまく隠れるようにミリ単位で立体的なデザインを行います。
この作図法に美容形成術による精密切除・精密縫合を加えることで、仕上がりをさらに自然にすることも可能です。
また、他院ではあまり行われていない根部切除法も受けることができます。
局所麻酔に対する不安がある方のために、高圧で麻酔薬を噴射する「針のない注射器」を用いた予備麻酔も行っています(新宿院のみ)。予備麻酔を行うと、局所麻酔の針の痛みが避けられます。
傷口の縫合には抜糸不要の吸収糸を使用しているので、術後の通院は不要です。抜糸が必要なナイロン糸にも無料で変更できます。術後の電話相談、追加のお薬処方、再診察が無料で受けられます。

完全予約制、完全個室、全スタッフ男性で、プライバシー保護も徹底しています。
■料金表(税込)
亀頭直下埋没法 基本切除 | 仮性・嵌頓 99,000円 真性 165,000円 |
亀頭直下埋没法 精密切除 | 仮性・嵌頓 220,000円 真性 242,000円 |
亀頭直下埋没法 特別切除(オーダーメイド包茎手術) | 330,000円 |
バックカット(陰茎根部切除) | 440,000円 |
長茎術 | 165,000円~275,000円 |
亀頭増大術 | 55,000円~(薬剤の種類・量により変動) |
予備麻酔 | 要問合せ |
包茎手術を受けるなら知っておきたい基礎知識

ここでは、包茎手術を受ける方が知っておくと役に立つ基礎知識(包茎のタイプ、治療法・手術法の種類、保険適用の有無)を、わかりやすくかみ砕いて徹底解説します。
包茎の人が抱えている悩み
包茎の男性が抱える悩みは以下の通りです。


1.性的な自信の喪失:包茎は、性行為中に包皮が陰茎の亀頭を覆ったままになってしまい、快感を得られにくくなることがあります。これによって、性的な自信を喪失することがあります。
2.清潔性の問題:包茎の男性は、陰茎の亀頭をきれいに保つことができません。そのため、雑菌や汚れがたまり、感染症の原因になることがあります。
3.健康リスク:包茎は、陰茎癌、包皮炎、尿道炎などの病気を引き起こすリスクが高くなることがあります。
4.パートナーからの不快感:包茎の男性は、パートナーから不快感を抱かれることがあります。特に、性行為中に包皮が陰茎の亀頭を覆ったままになってしまうと、パートナーからの快感も減少してしまいます。
5.手術に対する不安:包茎手術は、包皮を切除する手術であり、痛みや腫れ、出血などのリスクがあります。そのため、手術に対して不安を抱くことがあります。
これらの悩みを抱える包茎の男性は、医療機関での相談や手術を検討することが重要です。また、予防のために、日常的な陰茎のケアを行うことも大切です。
包茎手術は海外では当たり前に受けている

包茎手術は海外で一般的な処置です。海外では医療の進歩により、包茎手術は一般的な外科的処置として受け入れられています。
包茎は男性の陰茎の皮が亀頭を覆い尽くす状態を指し、この状態は性行為や日常生活に様々な問題を引き起こす可能性があります。海外では包茎手術を受けることは、陰茎の衛生状態の改善や性的快感の向上など、様々なメリットがあると考えられています。また、包茎手術は外科的なプロセスであり、安全性と信頼性が確立されています。手術の方法には、包皮を切除する手術や包皮の剥離手術などがあり、個々のケースに合わせて最適な方法が選択されます。
包茎手術の受け入れが進んでいる海外では、医療機関や専門医が包茎手術を提供しており、安心して手術を受けることができます。ただし、個人の選択や文化的な背景によって異なる場合もありますので、包茎手術を受けるかどうかは個人の意思決定に委ねられています。
包茎のタイプ
包茎とは、平常時(勃起していないとき)に亀頭が皮で覆われたままになっていることを指します。
包茎には真性包茎、嵌頓包茎、仮性包茎の3種類があります。

真性包茎
手で皮をむいて亀頭を露出させることができない状態を真性包茎といいます。
陰茎の皮(包皮)が硬くて伸びにくく、皮の先端(包皮輪)が亀頭のサイズまで広がらないことや、亀頭と包皮が癒着していることが原因です。
誰でも幼い頃は真性包茎の状態ですが、通常は成長とともに包皮が広がり、伸びやすくなり、亀頭と包皮の癒着もなくなって、手で剥けるようになります。そして、勃起すれば自然に亀頭が露出するか、平常時から亀頭が露出している状態になります。
子供の真性包茎はいずれ改善する可能性があるため放っておいても大丈夫ですが、大人の男性が真性包茎だと以下のような問題があるため、治療した方がよいとされています。
- 亀頭が洗いにくいため、臭いや雑菌がたまりやすい
- 亀頭の炎症や感染症が起こりやすい
- 陰茎がんになるリスクが高まる
- 亀頭と包皮が癒着している場合、勃起したときに痛みを感じ、正常なセックスができないことがある
嵌頓包茎
嵌頓包茎の場合、包皮が硬めで伸びにくいものの、なんとか手で剥くことができます。しかし、完全に亀頭が露出するまで剥いてしまうと、亀頭に引っかかって元に戻せなくなるだけでだなく、狭い包皮輪が包皮や陰茎をきつく締め付け、痛みや血行不良、うっけつを引き起こします。

長時間放置すると、包皮や陰茎の組織が死んで腐ってしまうこともあります。
包皮を剥かないようにしなければならないため、真性包茎と同じく不潔になりやすく、炎症や感染症、陰茎がんのリスクが高くなります。したがって、嵌頓包茎も治療した方がよいとされます。
仮性包茎
次の2つの条件に当てはまる場合、仮性包茎と呼ばれます。
- 包皮を手で自由に剥いたり戻したりすることはできる(したがって真性包茎でも嵌頓包茎でもない)
- 平常時は亀頭が包皮で覆われたままになっている(包皮を剥いても、そのうち勝手に戻ってしまう)
平常時にどれくらい亀頭が包皮で覆われているかは人によって違います。亀頭がまったく見えないほど覆われている人もいれば、亀頭が少しだけ露出している人もいます。
大抵の仮性包茎では、勃起すると自然に亀頭がすべて露出しますが、なかには包皮が少し被さったままの人もいます(それでも手で剥けば亀頭が露出し、勃起している間はその状態が維持できます)。

通常、仮性包茎には健康上の問題はなく、入浴の際に包皮を剥いて亀頭を洗っていれば、とくに炎症や感染症などのリスクが高まることはありません。
仮性包茎は異常な状態ではなく、平常時に皮が剥けているか剥けていない(仮性包茎)かは、個人差の問題と言った方がよいでしょう。
ただし、包皮がとくに長く、包皮の中に尿が残りやすかったり、雑菌がたまりやすかったりするために、包皮の炎症(亀頭包皮炎)が繰り返されるケースもまれにあります。
また、平常時も亀頭が露出していたほうがよい(自然である)と考える人が男女ともに少なくなく、仮性包茎であることを気にするあまり恋愛やセックスに対して消極的になるなど、心理的な問題を抱えてしまう人もいます。
これらのケースでは、仮性包茎も治療するメリットがあります。
包茎の治療方法
包茎の治療は、外科手術で包皮などを切って亀頭を露出させる方法が一般的です。手術には様々な種類があり、包茎の種類によって使えるものと使えないものがあり、仕上がりの見た目もかなり違います。
仮性包茎の場合は皮を切らない手術も行われています。
成長過程にある子供の真性包茎・嵌頓包茎の場合、軟膏を塗って包皮を柔らかくする治療法もありますが、大人の男性には用いられません。


皮を切る包茎手術の種類
現在行われている主な包茎手術には以下の種類があります。
- 環状切開術
- クランプ法
- 亀頭直下法(亀頭直下埋没法)
- 作図法(旧式/新式)・美容形成術
- 背面切開術
- 根部切開術
環状切開術
環状切開術は昔から広く行われている基本的な手術法です。
真性包茎・嵌頓包茎の場合、以下のような手術をします。
- 包皮の狭窄部(亀頭に引っかかって剥けなかったり、剥いたときに陰茎を締め付けてしまったりする部分)を特定する
- 包皮の狭窄部(亀頭に引っかかって剥けなかったり、剥いたときに陰茎を締め付けてしまったりする部分)を特定する
- 残った包皮を縫い合わせる
狭窄部がどこにあるかによって仕上がりが違います。
狭窄部が先端近くにだけある場合は、包皮が亀頭に少し被さった状態の仕上がりになります。
狭窄部がもう少し奥まである場合、亀頭のすぐ下あたりで縫合されます。包茎でないペニスと似た状態ですが、包皮の前の方が切除されているため、包皮にシワが寄らず、やや不自然な見た目になります。また、勃起時に多少引きつれ(つっぱり)を感じることがあります。
狭窄部がかなり奥の方まであると、陰茎のなかほどで縫合することになります。

包皮の内側が常に露出し、包皮の内側の薄い色と外側の濃い色の差が目立つ「ツートンカラー」状態となります。
勃起時の引きつれ(つっぱり)も感じやすいです。
仮性包茎の場合は狭窄部がないので、仕上がりの見た目を考慮して切除する範囲を選ぶことができます。
環状切開術は見栄えの点では今ひとつですが、ペニスの感度低下や変形などの後遺症が生じにくく、安全な包茎手術と言えます。
クランプ法
クランプと呼ばれる器具を使って行う環状切開術です。包皮に器具を装着し、器具に沿ってまっすぐ一週切開し、包皮を切除します。
通常の環状切開術では、仕上がりをある程度考慮し、包皮や陰茎の個人差に合わせて切開するラインをデザインすることができますが、クランプ法だと直線状に切開するので、見栄えが悪くなりがちです。
亀頭直下法(亀頭直下埋没法)
手術後の見栄えを重視して環状切開術を改良した方法です。
包皮の外側(外板)は色が濃くて伸びやすく、内側(内板)は色が薄くて伸びにくい性質を持っています。亀頭直下法では、主に包皮の内板を切除します。
包皮を根元の方に引っ張ると、包皮が裏返って内板が露出します。この内板を、亀頭のすぐ下のあたりから陰茎のなかほどまで切除し、残った内板と外板を縫い合わせます。
こうすると、外板が亀頭の直下に被さり、傷跡を隠してくれるので、自然な見た目になります。
ただし、勃起時には包皮が伸びて、内板と外板の色の差が目立つ「ツートンカラー」状態になることがあります。切除範囲が広いと引きつれを感じることもあります。
亀頭の裏側には、亀頭と陰茎をつなぐようにして細い筋が伸びています。これは陰茎小帯と呼ばれ、この辺りは感覚が敏感で、感じ方には個人差がありますが、性感帯のひとつとされています。

亀頭直下法では亀頭のすぐ下を切開するため、注意して手術を行わないと陰茎小帯の辺りが切除されてしまい、ペニスの感度低下が起こることがあります。
また、複雑な切開をして縫合するため、高い技術がないときれいに縫合できず、縫合部分がむくんで、ペリカンのくちばしのようにふくれた状態になることがあります(ペリカン変形)。
真性包茎・嵌頓包茎の場合、狭窄部の位置によっては亀頭直下法だけでは狭窄部が残ってしまうケースがあります。
狭窄部が残ると、手術後に陰茎が締め付けられてリンパの流れが阻害され、亀頭の下が提灯のように膨らんでしまうことがあります(提灯変形)。
そうしたケースでは、亀頭直下法に加えて狭窄部をうまく取り除く手術をする必要があり、狭窄部の位置や範囲によっては亀頭直下法が使えない場合もあります。
作図法(旧式新式)・美容形成術
従来からある作図法(旧式)は、クランプを使わずフリーハンドで行う環状切開術の別名です。
クリニックによっては、亀頭直下法の切開・縫合部位を精密にデザインする手法を「○○作図法」といった名称で呼んでいる場合があります(新式の作図法)。
また、新式の作図法に基づいて精巧な処置を行う包茎手術の方法を「美容形成術」と名付けているクリニックもあります。
背面切開術
ペニスの上側(亀頭の表側)の包皮を縦に切開する方法です。包皮に縦に切り込みを入れて包皮を剥くと切り込みが横に広がるので、それを縫い合わせます。
包皮は取り除かれず、そのまま縫合されて残るため、見栄えがよくありません。
根部切開術
ペニスの根元の皮膚を切り取り、包皮を根元の方に引き寄せて縫合する方法です。仮性包茎にのみ用いられます。
包皮は切除しないので亀頭付近の見た目は比較的自然です。平常時には傷跡が陰茎の根元にあるため、陰毛に隠れて見えにくいというメリットもあるとされます。
しかし、勃起時には傷跡が前の方に来てしまうので、メリットとは言えないという意見もあります。
また、切除する範囲が広いと平常時でも傷が陰茎の中央辺りに来てしまい、目立ちます。
皮を切らない包茎手術の種類
皮を切らない手術には以下の3種類があり、いずれも仮性包茎の場合にのみ用いることができます。
- 根部固定法
- 長茎術(靱帯を切るタイプ)
- 亀頭増大術
①は、包皮を根元の方に引っ張り、根本に寄った皮膚を医療用のボンドや糸を使って固定するという方法です。糸を使う場合は皮膚の数カ所に糸を通す穴を空けますが、大した痛みはありません。
包皮はいじらず、陰茎の方を長くして包皮の余りをなくす方法(②)や、亀頭を太くして、剥いた包皮が戻らないようにする方法(③)もあります。
皮は切りませんが、②では陰茎と骨をつなぐ靱帯の一部を切り離し、別の靱帯とつなぎ直す手術、③では亀頭にヒアルロン酸などを注入する手術が必要です。
なお、切開を行わない長茎術(切らない長茎術)では、陰茎が長くなったように見えるだけで実際の長さは変わらないため、包茎は改善されません。
②③は、①と組み合わせたり、包皮を切る手術と組み合わせたりすることも可能です。包皮を切る手術と組み合わせれば、真性包茎・嵌頓包茎にも適用できます。
保険が適用される包茎手術
包茎手術で健康保険が適用されるのは、「真性包茎または嵌頓包茎」の人が、「保険診療を行っている医療機関」で、「環状切開術または背面切開術」を受ける場合です。
仮性包茎には保険が適用されませんし、真性包茎・嵌頓包茎でも環状切開術・背面切開術以外の方法で手術を受ける場合には保険がききません。
保険診療による包茎手術を行っている医療機関は、美容目的でない一般的な泌尿器科にほぼ限られます。一般的な泌尿器科の保険診療では、仕上がりの見た目はあまり考慮してもらえないのが通例です。
包茎専門クリニックや美容クリニックなどの保険診療を行っていない医療機関では、たとえ真性包茎・嵌頓包茎の人が環状切開術・背面切開術を受けたとしても、全額自己負担となります。
包茎手術で期待できる効果
包茎手術は、包茎の症状を改善するために行われる手術です。以下が包茎手術で期待できる効果になります。
- 陰茎の見た目が改善される
包茎手術により、包皮を切除することで陰茎の先端部分が露出し、陰茎の形が整い、美しく見えるようになります。 - 精神的な負担が軽減される
包茎に悩んでいる人は、プールや温泉などの公共の場で裸になることに不安を感じたり、性行為において自信が持てなかったりすることがあります。包茎手術により、このような不安や自信の低下を解消することができます。 - 性的快感が向上する
包茎により、陰茎の先端部分が常に包皮に覆われているため、性行為における快感が低下することがあります。包茎手術により、包皮を切除することで陰茎の先端部分が露出し、性的快感が向上することが期待できます。 - 包茎によるトラブルが解消される
包茎は、包皮が亀頭の先端部分を覆っているため、清潔に保ちにくく、トラブルが起こりやすいです。例えば、包皮内に皮脂や雑菌がたまり、炎症を起こす「包皮炎」や、性行為中に包皮が剥がれずに痛みや切れる「包茎性交痛」などがあります。包茎手術により、これらのトラブルを解消することができます。
以上のように、包茎手術には、陰茎の見た目の改善、精神的な負担の軽減、性的快感の向上、トラブル解消などの効果が期待できます。ただし、手術にはリスクがあるため、十分な検討と医師の診断・指導が必要です。
包茎手術を受けるときの注意点

包茎手術は、陰茎の包皮を切除する手術であり、性的健康や個人の美容意識を改善するために行われることがあります。しかし、手術前後にはいくつかの注意点があります。
まず、手術前には必ず医師と十分なカウンセリングを行い、手術の内容やリスク、術後のケア方法などについて詳しく説明を受けるようにしましょう。また、手術前には食事や薬の摂取などの指示に従うことが大切です。
手術後には、術後の経過観察が必要です。手術部位が腫れたり、痛みがある場合には、すぐに医師に連絡を取るようにしましょう。また、手術後には、性行為や激しい運動などを避けるように指示されることがあります。これらの指示に従うことで、手術部位の回復を助けることができます。
さらに、手術後のケアも重要です。手術部位を清潔に保ち、指示された薬を正しく使用することが大切です。また、術後には食事や運動などの生活習慣にも注意を払うようにしましょう。
手術にはリスクがありますので、必ず専門医による診断と適切な手術方法の選択が必要です。また、手術前には不安や緊張があるかもしれませんが、医師としっかりと話し合い、安心して手術を受けるようにしましょう。
包茎手術を受けた理由
以下は包茎状態の違い別に見た手術を受けた理由になります。

包茎手術のメリット・デメリット
包茎手術にはメリットとデメリットがあります。以下が包茎手術のメリットとデメリットになります。どちらも把握したうえで後悔しない治療を選ぶことが重要です。

メリット
包茎手術には以下のようなメリットがあります。

- 健康への影響を改善する
包皮には雑菌や汚れが蓄積しやすく、清潔に保ちにくいため、包皮炎や尿路感染症の原因になることがあります。包茎手術により、亀頭が露出され、清潔に保つことができるため、健康に関する問題を予防できます。 - トラブルを解消する
包茎による性行為の際の不快感や包茎性交痛、包茎の見た目による精神的なストレスなど、包茎によるトラブルを解消することができます。 - 自信を取り戻す
包茎に悩む男性は、自分の身体の見た目に自信が持てないことがあります。包茎手術により、自分の身体に対するコンプレックスを取り除くことができ、自信を取り戻すことができます。 - 性的快感を向上させる
包茎は、亀頭が包皮に覆われているため、性行為の際には感覚が鈍くなってしまうことがあります。包茎手術により、亀頭が露出され、性的快感を高めることができます。 - 亀頭がデリケートな場合に対応できる
包皮の狭窄や亀頭のデリケートな状態など、包皮を完全に切除できない場合もあります。その場合、部分的に包皮を切除した「部分的包茎手術」や、包皮を縮める「包皮縮小術」などの手術方法を選択することができます。
以上のように、包茎手術には、健康上の問題を改善する効果や、自信を取り戻す効果、性的快感を向上させる効果など、様々なメリットがあります。ただし、手術にはリスクがあり、手術前には医師とよく相談し、自分にとって最適な方法を選択する必要があります。
デメリット
包茎手術には、以下のようなデメリットがあります。

- 手術後の痛みや腫れ
手術後、局所的な痛みや腫れが生じることがあります。軽度の場合は、痛み止めや氷の冷却などで緩和できますが、重度の場合には、再手術が必要になることもあります。 - 手術に伴うリスク
包茎手術には、麻酔へのアレルギーや出血、感染症などのリスクが伴います。特に、抗生物質に耐性を持つ菌が感染する場合もあり、治療が困難なことがあります。 - 手術跡の残りや瘢痕
手術跡が残り、瘢痕が生じることがあります。特に、完全包茎の場合は、切開部位が大きくなるため、手術跡が目立つことがあります。また、手術後に残った包皮の余りが硬くなってしまうこともあります。 - 亀頭の過敏症状
手術後、亀頭が露出するため、亀頭が過敏になってしまい、刺激に敏感になる場合があります。特に、部分的包茎手術の場合は、過敏症状が強く現れることがあります。 - 手術費用の問題
包茎手術は、保険適用外の自由診療であり、費用が高額になることがあります。また、手術の種類によって、費用が異なるため、費用についても事前に確認が必要です。
以上のように、包茎手術には、手術後の痛みや腫れ、手術に伴うリスク、手術跡の残りや瘢痕、亀頭の過敏症状、費用の問題など、デメリットがあります。手術前には、自分にとって最適な方法を医師と相談し、リスクを理解した上で、手術を検討する必要があります。
包茎手術でよくあるQ&A
ここでは包茎手術でよくあるQ&Aについていくつか紹介します。以下が包茎手術でよくあるQ&Aになります。

- Q包茎手術とは何ですか?
- A
包茎手術とは、陰茎の亀頭が露出しない状態(包茎)を修正するための手術です。手術には、包皮の切除や剥離、亀頭形成などの方法があります。
- Q包茎手術の費用はどのくらいですか?
- A
包茎手術の費用は、クリニックや病院によって異なりますが、一般的には2万円から10万円程度です。
- Q包茎手術の痛みはどの程度ですか?
- A
包茎手術の痛みは、個人差がありますが、多くの場合は軽度の痛みや不快感があります。手術後に痛みが強くなった場合は、医師に相談することが重要です。
- Q包茎手術の回復期間はどのくらいですか?
- A
包茎手術の回復期間は、手術方法や個人差によって異なりますが、一般的には2週間程度が必要です。手術後は、軽い運動や日常生活は可能ですが、性行為や激しい運動は避ける必要があります。
- Q包茎手術は安全ですか?
- A
包茎手術は、一般的には安全な手術です。ただし、手術中に合併症が発生する可能性があるため、経験豊富な医師による手術が必要です。
- Q包茎手術後に亀頭が敏感になることはありますか?
- A
包茎手術後に亀頭が敏感になることがあるとされています。ただし、これは一時的な症状であり、時間が経つにつれて自然に治まります。
- Q包茎手術後、傷跡が残ることはありますか?
- A
包茎手術後、傷跡が残ることがあります。しかし、経験豊富な医師による手術であれば、傷跡はほとんど目立たなくなることが多いです。
まとめ
どんな手術法・クリニックが良いかは、ペニスの状態や希望イメージ、予算などによって変わります。
包茎手術で失敗しないためには、事前にじっくり検討してからクリニックを受診し、疑問点や不安な点はためらわずに質問し、医師やカウンセラーと十分に相談して、納得した上で契約することが重要です。
納得できない場合や、疑問が残る場合は、医師やカウンセラーの言葉に流されずに、きっぱりと断ることも大切です。
術後のアフターサポートも遠慮せずにどんどん活用して、納得のいく包茎治療を完成させてください。
【監修医師】
本庄作蔵医師
放射線科医/IVR医/検診マンモグラフィー認定医
2019年 東京慈恵会医科大学卒業/同大学付属病院勤務
2023年 AFRODE CLINIC所属