ここでは睡眠時無呼吸症候群の治し方について紹介しています。そもそも睡眠時無呼吸症候群とは何か。睡眠時無呼吸症候群を放置するとどうなるかなど解説しております。
記事の後半では睡眠時無呼吸症候群の治療におすすめのクリニックを紹介しています。ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome、SAS）とは
睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome、SAS）は、睡眠中に一時的に呼吸が止まることで、酸素の供給が不十分になり、睡眠の質が低下する疾患です。主に、中年以降の男性に多く見られ、肥満やアルコールの摂取、喫煙、遺伝的な要因などが原因とされています。
睡眠時無呼吸症候群は、いびきや突然の起床、頭痛や不眠、集中力の低下、夜間頻尿などの症状を引き起こすことがあります。また、長期にわたって放置されると、高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患のリスクが増加することが報告されています。
正確な診断は医師による検査が必要であり、治療法には、体重の減量や生活習慣の改善、口腔内装置の使用、CPAP（持続的陽圧呼吸療法）などがあります。適切な治療を受けることで、睡眠時無呼吸症候群の症状や合併症を改善することができます。
睡眠時無呼吸症候群の主な症状
睡眠時無呼吸症候群の主な症状は以下の通りです。以下のような症状がある場合には、早期に医師の診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。
- いびきをかく 睡眠時無呼吸症候群の最も一般的な症状の1つが、いびきをかくことです。上気道の狭窄や閉塞により、呼吸が滞るためにいびきが発生します。
- 睡眠中に呼吸が止まる 睡眠時無呼吸症候群の最も特徴的な症状は、睡眠中に呼吸が止まることです。これは、上気道が狭くなるために空気の流れが滞るために発生します。
- 頻繁に目が覚める 呼吸が止まるたびに、睡眠中に頻繁に目が覚めることがあります。このことにより、睡眠の質が低下し、日中の眠気や疲れ感が生じます。
- 睡眠中に汗をかく 睡眠時無呼吸症候群の患者は、睡眠中に汗をかくことがあります。これは、呼吸が滞ったために交感神経が刺激され、体温調節機能が働くためです。
- 眠気や疲れ感 睡眠時無呼吸症候群の患者は、睡眠の質が低下するため、日中に眠気や疲れ感を感じることがあります。これは、睡眠中に十分な酸素を摂取できず、代謝機能が低下することが原因です。
睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴
睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴は以下のようになります。
- 過体重や肥満：体重が過剰な場合、頸部周辺の脂肪が増え、上気道を圧迫しやすくなるため、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります。
- 男性：男性は女性に比べて、睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高いとされています。
- 加齢：加齢に伴い、筋肉や組織の弾力性が低下し、上気道の狭窄や閉塞が起こりやすくなるため、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります。
- 鼻や喉の異常：上気道の狭窄や閉塞を引き起こす、鼻や喉の異常がある場合、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります。
- アルコールや喫煙の習慣：アルコールや喫煙の習慣がある場合、上気道の筋肉の緊張を低下させ、上気道の狭窄や閉塞を引き起こすため、睡眠時無呼吸症候群になりやすくなります。
- 遺伝的な要因：家族歴に睡眠時無呼吸症候群の人がいる場合、遺伝的な要因が関与している可能性があります。
上記のような特徴がある場合には、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高いことになります。しかし、これらの要因があるからといって必ずしも睡眠時無呼吸症候群になるわけではありません。睡眠時無呼吸症候群のリスクを低くするために、健康的な生活習慣を維持し、定期的に医師の診断を受けることが重要です。
睡眠時無呼吸症候群と体重減少の関連性
睡眠時無呼吸症候群の治療には、体重減少が有効な場合があります。睡眠時無呼吸症候群は肥満と関連しているため、体重を減らすことで症状の改善が見込めます。体重が増加すると、上気道の脂肪組織が増え、気道を狭くし、無呼吸の発生率が高くなると考えられています。
体重を減らすことで、上気道の脂肪組織が減少し、気道が広がることで無呼吸の発生率が低下する可能性があります。また、体重を減らすことで、高血圧、糖尿病、心疾患などのリスクも低下するため、全体的な健康効果が期待できます。
ただし、体重減少によって必ずしも症状が改善するわけではありません。睡眠時無呼吸症候群の症状は個人差がありますので、適切な治療を受けることが大切です。医師や専門家と相談し、適切な治療法を選択することが重要です。
睡眠時無呼吸症候群の自己チェック方法
睡眠時無呼吸症候群の正式な診断には、医師による専門的な検査が必要です。しかし、Epworth Sleepiness Scale（ESS）という睡眠時無呼吸症候群の症状を自己評価するためのテストが存在します。このテストでは、10点満点で、日常生活での眠気を尋ねる質問に答え、スコアを算出します。スコアが高いほど、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと考えられます。
以下が、ESSの質問内容です。
- 座っているとき、読書をしているとき、テレビを見ているときなど、静かな場所で、自分自身を落ち着かせているとき、あなたは眠くなりますか？
- お昼ご飯を食べた後、自分自身を落ち着かせているとき、あなたは眠くなりますか？
- あなたは、車を運転するなど、長時間にわたって座っていると、眠くなりますか？
- 昼間、立ち上がったり歩いたりすると、眠気が覚めますか？
- 人々が話したり、会議で話したりする場合、あなたは眠くなりますか？
- 車の運転中、信号待ちや渋滞のとき、あなたは眠くなりますか？
- 静かな場所で、休憩をとっているとき、あなたは眠くなりますか？
- 一人でテレビを見ている場合、あなたは眠くなりますか？
それぞれの質問に対して、以下の4段階で回答します。
0：全く眠くない 1：少し眠い 2：やや眠い 3：非常に眠い
質問に対する回答を合計して、スコアを算出します。スコアが10点以上の場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと考えられます。ただし、ESSは睡眠時無呼吸症候群の診断には使用される自己チェック方法の1つであり、正確な診断には医師による専門的な検査が必要です。
睡眠時無呼吸の種類
睡眠時無呼吸症候群は、主に以下の3つのタイプに分類されます。
- 中枢性睡眠時無呼吸症候群（CSA）
- 間欠性中枢性睡眠時無呼吸症候群（CSB）
- 関連性の高い閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）
これらの違いについて以下にまとめました。
中枢性睡眠時無呼吸症候群（CSA）
中枢性睡眠時無呼吸症候群（CSA）は、呼吸中枢の機能障害によって引き起こされる疾患で、睡眠中に呼吸が止まることがあります。通常、人は眠っている間も自然に呼吸を続けますが、CSAの場合は、脳や神経系の病気、あるいは薬物使用などが原因で、呼吸中枢の働きが低下し、呼吸が停止することがあります。
CSAの症状には、夜間の呼吸困難、頻回の覚醒、日中の眠気、疲労感、不眠、うつ病、記憶力低下などが含まれます。CSAは、心臓病や脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めることが報告されており、早期発見と治療が必要です。
治療法には、原因となる疾患の治療、睡眠時に呼吸を維持するための装置（positive airway pressure therapy）などがあります。また、薬物治療も行われることがあります。正しい診断と適切な治療法の選択が、CSA患者の生活の質を改善し、合併症の発症を予防することにつながります。
間欠性中枢性睡眠時無呼吸症候群（CSB）
間欠性中枢性睡眠時無呼吸症候群（Cheyne-Stokes呼吸、CSB）は、睡眠中に呼吸が間欠的に止まったり浅くなったりする症状を示す睡眠障害の一種です。CSBは、通常、心臓や脳の機能障害が原因で引き起こされます。
CSBの症状には、夜間の呼吸困難、頻回の覚醒、日中の眠気、疲労感、不眠、うつ病、記憶力低下などが含まれます。この症状は、心臓病や脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めることが報告されており、早期発見と治療が必要です。
治療法には、原因となる疾患の治療、睡眠時に呼吸を維持するための装置（positive airway pressure therapy）などがあります。また、薬物治療も行われることがあります。正しい診断と適切な治療法の選択が、CSB患者の生活の質を改善し、合併症の発症を予防することにつながります。
関連性の高い閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）
閉塞性睡眠時無呼吸症候群（OSA）は、睡眠中に呼吸路の一部が閉塞し、一時的に呼吸が止まったり、浅くなったりする症状を示す睡眠障害の一種です。この症状は、睡眠中の呼吸が再開するたびに喉の狭窄部分が振動し、いびきが発生することで特徴付けられます。
OSAの症状には、夜間の呼吸困難、頻回の覚醒、口内乾燥、頭痛、不眠、うつ病、記憶力低下、性機能障害などが含まれます。OSAは、肥満や加齢などのリスク要因と共に、高血圧、糖尿病、脳卒中、心臓病などの合併症を引き起こすことが知られており、早期発見と治療が重要です。
治療法には、positive airway pressure therapyや口腔内装置、口腔外科手術などがあります。また、減量や運動などのライフスタイル改善も有効です。正しい診断と適切な治療法の選択が、OSA患者の生活の質を改善し、合併症の発症を予防することにつながります。
睡眠時無呼吸症候群の治療方法
睡眠時無呼吸症候群の治療方法には、以下のような方法があります。治療法は個人差があり、患者の症状や原因に合わせて選択する必要があります。医師の指導の下、適切な治療法を選択し、継続的な治療を受けることが重要です。
- 呼吸器療法（CPAP療法） CPAP療法は、患者がマスクを着用して、気道に正常な圧力を与えることで、上気道が狭まるのを防ぎ、無呼吸の発生を抑制する治療法です。CPAP療法は、無呼吸の重症度や症状の程度に応じて、医師が適切な圧力を設定することで効果的な治療ができます。
- 口腔内装置療法 口腔内装置療法は、上顎前突や下顎後退などの顎の不正によって気道が狭くなるのを改善するために、口の中に装着する装置を使用する治療法です。装置の種類には、マウスピース型のものや、装置によって歯を動かして歯列を整えるものなどがあります。
- 手術 睡眠時無呼吸症候群の原因となる上気道の解剖学的な異常を手術で改善する方法もあります。手術の種類には、上咽頭切除術や扁桃摘出術、舌根部切除術、下顎骨手術などがあります。
- その他の治療法 その他にも、体重減少、喫煙やアルコールの過剰摂取の改善、健康的な睡眠習慣の確立、運動やストレスの軽減などの治療法があります。これらの治療法は、睡眠時無呼吸症候群の軽度な場合に有効です。
睡眠時無呼吸症候群を放置することで起こるリスク
睡眠時無呼吸症候群以下のような健康リスクが生じる可能性があります。睡眠時無呼吸症候群を放置することは、健康上のリスクを引き起こす可能性があります。早期の診断と治療が重要です。
高血圧、心疾患、脳卒中のリスクの増加
身体に多くのストレスがかかります。これにより、血液中の酸素濃度が低下し、心臓や血管に負担がかかり、心拍数や血圧が上昇することがあります。また、睡眠中に一時的に脳に酸素が供給されなくなることもあり、脳卒中のリスクが高まるとされています。
SDBが長期間放置されると、高血圧、心疾患、脳卒中などの合併症が発症するリスクが高まります。SDBが治療されないまま高血圧になると、心臓や腎臓などの臓器に損傷を与えることがあります。心疾患では、冠動脈疾患や不整脈などが発生することがあります。脳卒中では、脳の酸素不足により、脳細胞が死滅することがあります。
交通事故や労働災害のリスクの増加
昼間の眠気や集中力の低下を引き起こすことがあります。そのため、運転や危険物の取り扱いなど、高い注意力が求められる作業を行う場合には、睡眠時無呼吸症候群が原因となり、交通事故や労働災害のリスクが高まることがあります。
また、睡眠時無呼吸症候群が放置されると、睡眠の質が低下し、昼間の眠気や集中力の低下を引き起こすことがあります。これにより、労働災害のリスクが高まるだけでなく、運転中や作業中に集中力を失い、重大な事故を引き起こす可能性があります。
認知機能の低下
認知機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。
睡眠中に脳が酸素不足になると、脳細胞がダメージを受け、認知機能が低下することがあります。また、睡眠中に脳が休息を取るため、脳内で不要な情報が削除され、重要な情報が定着するとされています。しかし、睡眠時無呼吸症候群がある場合、睡眠の質が低下するため、脳内の情報の整理や処理がうまく行われず、認知機能が低下することがあります。
認知機能には、記憶力や学習能力、集中力、判断力などが含まれます。睡眠時無呼吸症候群が放置され、睡眠の質が低下し、昼間の眠気や集中力の低下が続くと、これらの認知機能が悪化することがあります。特に、高齢者や認知症のリスクがある人々は、睡眠時無呼吸症候群による認知機能の低下が、より深刻な問題になる可能性があります。
うつ病や不安障害のリスクの増加
睡眠時無呼吸症候群を放置することでうつ病や不安障害のリスクが高まる理由には、いくつかの要因が考えられます。まず、睡眠時無呼吸症候群によって睡眠の質が低下するため、慢性的な睡眠不足や疲労感が生じることがあります。これは、うつ病や不安障害を引き起こすリスクを高める可能性があります。
また、睡眠時無呼吸症候群は、交感神経活動の増加や副腎皮質ホルモンの分泌増加など、ストレス反応を引き起こす可能性があります。これにより、ストレス耐性が低下し、うつ病や不安障害の発症リスクが高まることが考えられます。
さらに、睡眠時無呼吸症候群によって、睡眠中に脳に酸素が不足することがあります。この酸素欠乏状態は、脳機能の低下や神経細胞の死滅を引き起こす可能性があります。これらの影響は、うつ病や不安障害を含む精神疾患のリスクを高めることが考えられます。
睡眠時無呼吸症候群の予防方法
睡眠時無呼吸症候群を予防するためには、以下の方法があります。
- 健康的な生活習慣の維持：適度な運動、バランスの良い食事、適切な体重の維持など、健康的な生活習慣を維持することで、睡眠時無呼吸症候群を予防することができます。
- 禁煙：喫煙は呼吸器系に悪影響を与え、睡眠時無呼吸症候群を悪化させる可能性があるため、禁煙することが望ましいです。
- アルコールの制限：アルコールは気道の筋肉を弛緩させ、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因になる可能性があるため、アルコールの摂取を制限することが重要です。
- 睡眠環境の改善：寝る前には適温で静かな環境を整えることが重要です。また、枕を調整するなど、睡眠姿勢や環境を改善することで、睡眠時無呼吸症候群を予防することができます。
- 通院・治療の受け入れ：睡眠時無呼吸症候群の症状がある場合は、早期に医師の診察を受け、必要に応じて治療を受けることが大切です。治療法には、CPAP療法や口腔内装置の使用などがあります。
睡眠時無呼吸症候群治療のおすすめ医院３選（オンライン対応も可能）
ここからは、オンラインにも対応してる睡眠無呼吸症候群の治療におすすめのクリニックを紹介します。
- 六番町飯田クリニック
- AFRODE CLINIC
- Dクリニック東京ウェルネス
六番町飯田クリニック
六番町飯田クリニックは「医科・歯科連携」による全く新しい形のクリニックです。
睡眠時無呼吸症を中心とした睡眠に特化した外来を行っています。医科のみではなく、歯科もクリニック内に併設することで、患者さんお一人お一人に対して多角的で幅広いサポート致します。
オンライン診療なども積極的に取り入れていくため、本当はクリニックに行きたくてもうまく時間が取れないなどの要望にも柔軟に対応していきます。地域住民の方々に家族のように寄り添い、ぬくもりのある医療を届けることで、心身共に支えになるクリニックになれるよう努めています。
また、経験豊富な専門医師による腸活外来も行っています。睡眠改善・腸活など現代人の悩みに特化し、地域の皆様の心身ともに健康を守れる医療を提供しています。
| 治療法 | 専門分野 | 保険 | 予約方法 | |
| 六番町飯田クリニック | 機械的換気療法（CPAP療法） 口腔内装置療法 生活習慣の改善 | 睡眠外来 睡眠歯科 腸活外来 | 症状があれば保険診療 | Web |
【六番町飯田クリニックについて】
東京都千代田区六番町5番地5 飯田ビル3階
診療時間：平日9:00～12:30 14:00~18:00
休診日：土日
アクセス：有楽町線 麹町駅徒歩4分
南北線・丸ノ内線・中央線 四谷駅徒歩4分
半蔵門線 半蔵門駅徒歩11分
AFRODE CLINIC
アフロードクリニックは、米国式の医療的見識を幅広く取り入れ、最先端の医療を提供しています。
これほどやみくもに人間ドックを受けている国は日本だけです。人間ドックを行っても、個々の検査数値の理解は深まらず、将来の疾病への危機感は生まれないため、検査前後で生活の変化は起こっていないのが現状です。
検査を行うだけでは健康にはならないのです。人間ドックで足りない詳細な検査項目、その個々人にあったオーダーメイドの生活習慣変容のサポートを、海外医学界4大ジャーナルの最新エビデンスに基づき具体的な数値で提示する、生活処方箋(Life Style Medicine)を日本で初めて提供しています。
経営者・著名人など日々の生活で心身ともに負荷がかかる人々に医療を軸とした薬に頼らない効率的な回復・予防医療を提供しています。
| 治療法 | 専門分野 | 保険 | 予約方法 | |
| AFRODE CLINIC | 機械的換気療法（CPAP療法） 生活習慣の改善 | 予防医療検査 医療ダイエット 生活処方箋 メディカルカイロ | 自由診療 | LINE |
【AFRODE CLINICについて】
東京都渋谷区神宮前３丁目５−７ BASE神宮前 B1F
診療時間：平日10:00～19:00／土日祝日 10:00～19:00
休診日：火曜日
アクセス：東京メトロ「表参道駅」より徒歩5分
Dクリニック東京ウェルネス
Dクリニック東京ウェルネスは、糖尿病や高血圧など生活習慣病の治療をオンラインで提供するクリニックです。
コロナ禍以前からオンライン診療に取り組んでおり、リアルタイムで健康情報を共有する専用アプリや、就寝中も含めたモニタリングを行う24時間持続血糖測定器などを活用しています。通院や外来での待ち時間の負担を解消するだけでなく、慢性疾患に欠かせない日々の治療の継続にも大きく貢献しています。
舌下免疫療法や禁煙治療、睡眠時無呼吸症候群などの診療にも注力しており、内科疾患を幅広くカバーし、患者が自身の病態や生活スタイルに合わせてオンライン診療か対面診療かを選べ、細かな診療を提供しています。
| 治療法 | 専門分野 | 保険 | 予約方法 | |
| Dクリニック東京ウェルネス | 機械的換気療法（CPAP療法） ホルモン疾患 食事療法 | 睡眠外来 ダイエット外来 | 自由診療 | Web |
【Dクリニック東京ウェルネスについて】
東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス丸の内10F
診療時間
平日10:00～13:00 14:00~19:00
土曜日・祝日 9:00~13:00 14:00~17:00
休診日
日曜日、月曜日
アクセス：
ＪＲ東京駅 八重洲南口出口 徒歩3分
東京メトロ銀座線京橋駅 7番出口 徒歩5分
ＪＲ有楽町駅 中央西口出口 徒歩6分
睡眠時無呼吸症候群を治療するうえで医院を選ぶポイント
睡眠時無呼吸症候群の治療を受けるために医院を選ぶ際には、以下のようなポイントに注意することが大切です。
- 専門医がいるかどうか：睡眠時無呼吸症候群の治療には、耳鼻咽喉科や睡眠専門の医師が必要です。専門医がいるかどうかを確認することが大切です。
- 設備や機器：睡眠時無呼吸症候群の診断には、ポリソムノグラフィ検査（PSG）という検査が必要です。PSGを行うための設備や機器が整っているかどうかを確認することが重要です。
- 治療法の種類：睡眠時無呼吸症候群の治療法は、CPAP療法や口腔内装置療法、手術療法などがあります。医院で行っている治療法が、自分に適しているかどうかを確認することが大切です。
- 保険適用：睡眠時無呼吸症候群の治療は、保険が適用されることがあります。自分が加入している保険に適用されるかどうか、また、医院が保険適用医院かどうかを確認することが大切です。
- 医院の評判：睡眠時無呼吸症候群の治療には、長期にわたって通う必要があることもあります。医院の評判や口コミを調べ、信頼できる医院を選ぶことが大切です。
まとめ
現代社会の進展により、睡眠時無呼吸症候群の発症率は高まっています。現代社会では、ストレス、不規則な生活リズム、過剰な仕事量、不健康な食生活、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの過剰摂取など、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす要因が複合的に存在しています。
加えて、現代社会では、睡眠不足が当たり前となっており、睡眠時無呼吸症候群を悪化させる可能性があります。そのため、現代社会においては、睡眠時無呼吸症候群を予防するために、健康的な生活習慣の維持や、睡眠環境の改善、通院・治療の受け入れなどが重要です。
また、睡眠時無呼吸症候群を放置すると、高血圧、心臓病、糖尿病などの合併症を引き起こす可能性があるため、早期の治療が必要となります。